今年最後となるであろうAzure DevOps Sprint 213リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。
例年通りであれば来年先頭のスプリントはスキップされるかもしれません。今年も16回のリリースノートの翻訳になりましたね。来年もぼちぼちやっていこうと思います。
BoardsのコメントのURLがとれるようになったのは助かりますね。特定のコメントをほかに共有しやすくなります。
Pipelinesはほぼセキュリティ強化ですね。Container Registry接続時にMSIが使えるようになるのは本当に助かります。MSIの活用はほかの機能でも予定されているので、楽しみです。
とうとうClassic Pipeline(GUIで設定するパイプライン)廃止の準備なのか、OrganiztionもしくはプロジェクトレベルでClassicパイプラインの新規構築を不可にできるようになりました。すでにあるパイプラインの実行や編集は問題ありません。REST APIも失敗するようになるので注意してください。当面オプトインしなければならないので、問題ありません。新規作成Organiztionもデフォルトは無効です。
Pipelineのジョブの状態変化でService Hook設定できるのも便利ですね。利用方法がいろいろ考えられます。
Generalへの更新を行う場合、PATのスコープ設定に変更があるので注意してください。
今までパイプラインエージェントを使うには「全部」か「特定のパイプライン」しかなく、一度与えると取り消す方法がなかったのですが、改善されたようです。
GitHubのforkレポジトリのPull Request時に変更されているとマージ時に困るので、アクセストークンを読み取り専用にしたそうです。注意してください。
macOSとUbuntuのlastestバージョンが変更されました。-latest
を指定してビルドしている場合、入っているツールセットによっては失敗することになる(特にXcode)ので、注意しましょう。おそらくGitHub Actionsも同じでしょう。
ではまた来年。