kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azure DevOps 2022/9/12の更新

Azure DevOps Sprint 209リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

learn.microsoft.com

久しぶりにDevloper Communityのリクエストにお応えしたというリリースノートですね。いろいろ細かいところだけど「そうそう、これいるよね」という機能追加が多いです。特にパイプライン関係のfetchでタグの同期を無効にできるようになったとか、最後のコミットメッセージを非表示にできるようになったというのはうれしいです。

最後のコミットメッセージを非表示にできるようになったというのは何がうれしいのかちょっとわからないケースもあると思いますが、Azure Pipelinesを使う場合、ソースコードのレポジトリとパイプラインのGitレポジトリを異なるものにすることができます。

  • ソースコード : dev.azure.com/{org}/{project}/{sourcerepo}
  • パイプライン:dev.azure.com/{org}/{project}/{pipelinerepo}

パイプラインの試行錯誤でコミットログがどんどん増えるのが嫌だとか、ブランチとパイプラインのYAMLが混在していると悩ましいとか、パイプラインの編集ができる人を限定したいとか、ソースレポジトリに余計なもの(CIの定義そのものは本来余計なものです)いろいろメリットがあります。

そんな方法で分割していてもビルドのコミットログにはパイプラインのコミットログが出てしまい、ちょっと嫌な感じだったのですが、それが消せるようになったということです。

YAMLのテンプレート式でsplit / eachとかも環境変数のパースするときは大変便利ですね。

タグの同期のところ、オリジナルのリリースノートではちゃんとタブで切り替えられるようになっているのですが(markdownからhtmlを生成しているため)、素のmarkdownではそんなことができないので、ちょっと見苦しいですがごめんなさい。

Ubuntu 18.04のhosted imageの廃止が予告されました。計画的に停止されるので、使っている人は注意してください。チェックするスクリプトもあるので、使ってみてください。

ではまた三週間後。

translate to Japanese to Azure DevOps release not…