Azure DevOps Sprint 194リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらをご覧ください。
今回は完全にPipelinesの更新だけですね。GitHub連携でパスフィルターを設定している場合に検証ビルドが実行されずPRが終わらなかったのですが、除外ルールに一致した場合、neutralというステータスを送るようになったので、ちゃんとPRが進むようになったということですね。
保護リソースに対して今まではすべてのパイプラインのアクセスが許可されていたのですが、今後はデフォルトで無効になるので、明示的に指定しなくてはならなくなりました。一部はもとからあった気がしたんですが…気のせいかな。
パイプラインの特定のタスクの前後で明示的にdecoratorの指定ができるようになりました。DIみたいなもので、タスクを改造しなくても好きな挙動を追加できるようになります。例示されているように、成果物を発行したらログを記録するみたいなことができるのは便利ですね。
macOS10.14のイメージが2021/12にリタイア、Windows Server 2016(VS2017が使える)も2022/3にリタイアだそうです。Visual Studio 2017に依存しているソリューションを持っている人は早めに移行しましょう。もしくはself-hostedへの移行ですね。
ではまた三週間後。