kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azure DevOps 2019/5/20の更新

Azure DevOps Sprint 152のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

今回も少し小幅ですが、コマンドラインツール関係の機能強化が多いですね。強化されるのはいいことですが、更新するのがちょっとめんどい(自動化すればいいんですが)ので、Azure PortalのようにAzure DevOpsにもクラウドシェルがほしいところです。Azure Portal内でいいじゃんとかいわれそうですけど。

developercommunity.visualstudio.com

テスト関係にも手が入り始めました。Visual Studio 2019 Previewではテストエクスプローラーに手が入りましたが、Azure DevOpsも強化されていくんでしょうか。

Wikiでテーブル書きやすくなるのいいですね。慣れればどうってことないmarkdownのテーブル記法ですが、ExcelのUIのようにGUIで作成および、整形できるのは便利です。特に大きい表は。

ではまた三週間後。

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Dell U3219Qを買った

今までHiDPI環境はThinkPad X1 Extremeしかなくて、どうしてもHiDPI環境でしか評価できないアプリを動かすのはめんどくさくなっていました。

だいぶお安くなってきたということで、4Kモニターの購入を決意。最後まで迷ったのはこの辺です。

最初は27インチくらいにしようとEIZOのモニターにしようと思ったのですが、店頭で見ると「24インチを4Kにしただけ」という感じなんですね。作業場所が広くなるというよりは、文字がきれいになるという印象。

特に以前使っていたモニターはEIZOのS2411Wだったのですが、初期の1920x1200モニターでいろいろ色あせてきました。

S2411Wは光沢ではあったものの、当時HDCP対応、縦1200、ほどほどのお値段、NANAO(当時)ブランドということもあって、絶大な人気でした。私の知り合いでも少なくとも5-6人は買っています。秋葉原のツクモからハンドキャリーで持って帰ったので、よく覚えてます…。

それはともかく、X1 Extreme使うと96dpiのFull HDモニターだとほとんどのフォントが汚く見えて、モチベーション的に(?)結構つらい。やっぱり大きいほうがいいなぁということで、結局これにしました。

24inchのDellモニターと一緒に120cm幅の机におけるかちょっと心配していたんですが、私は少し斜めにおいているので、二枚並べても余裕でした。

最近のモニターはフレームレスなので、27インチくらいならS2411Wとあまり変わらない横幅ですね。31.5でも10cmくらい増えるだけなので、まぁなんとか。

それでもモニターが大きくなるからなのか、台座はかなり重くて、持った時驚きました。2kgくらいあるのかな?

組み立てはいつも通り、Dellらしく非常に簡単。大きいので、ケーブルもつなぎやすいです。HDMI, USB-C, Display Portがありますが、HDMIのケーブルは付属していません。

私のX1 Extremeは145W給電が必要なので、さすがにUSB-Cで使いながら充電は無理でしょうけど、ディスプレイケーブルとして使えるのは便利そうです。

Surface GoにもUSB-Cで出力できますけど、性能的にどうだろう?

めちゃめちゃ広くなったので、Lightwaveやvueなんかも広々作業ができそうで、いい買い物でした。

//Build 2019におけるAzure DevOpsの発表

5月6日から8日(US時間)まで開催されていた//Build 2019でのAzure DevOpsの発表がいつものリリースノートとして追加されていましたので、翻訳しました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

直接的なインパクトがあるのはBasicユーザーの課金の考え方変更と、Artifactsが容量にたいする課金になったということです。その代わり、Basicユーザーにも使えるようになりました。詳しくはこちらも読んでください。

kkamegawa.hatenablog.jp

GitHubアカウントでログインすると、MSアカウントを持っていない人はその場で作成、既存のMSアカウントがある場合は既存のMSアカウントにリンクということもできます。Azure DevOpsを使っていた方はGitHubアカウントに一本化(のようになる)という形に見えます。

プレビューですが、PipelinesのリリースでもYAMLが使えるようになりました。これはMulti stage buildに依存しているので、この機能を有効にしないと使えません。かなり長くなりそうですが、template使えば結構がんばれそうです。素晴らしい解説記事あるので、こちらをどうぞ。

tech.guitarrapc.com

たぶん来週にはSprint 152(153になるのかも)が出るとは思いますので、また一週間後(?)。

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Azure Pipelineの通知をTeamsで受け取る

今までもAzure DevOpsのビルドをTeamsに通知できていましたが、単なる通知だけでした。今回は公式アプリが追加されたことで、Pipelinesでの承認もできるようになっています。ではやってみましょう。

devblogs.microsoft.com

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TeamsのストアからPipelineで検索すると出てきますので、追加します。

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どのチームに追加するか選択します。追加はチーム単位です。

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追加すると、一般チャンネルに投稿が出てくるはずです。

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Azure Pipelines‘にsigninコマンドを実行すると、サインインダイアログが出てきます。

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TeamsとAzure Boardsの統合は同じAzure ADにいないといけなかった(今は変わっているかも…調べます)のですが、こちらはMSアカウントのAzure DevOpsでも使えるようです。

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今回MSアカウントで追加します。最近GitHubでもログインできるようになりました。これはMSアカウントとマッピングを行うようで、GitHubでログイン後紐づけができるようです。

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ログイン後、権限を確認して承認します。この権限はいつでもAzure DevOps側で取り消せます。

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pipelineロケットの準備ができたそうです。しゃれてます(?)。

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サポートコマンドは現在これだけちょっと少ないようですね。ほとんどsubscribeコマンドを実行します。

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subscribeにはビルド定義のURIを指定します。これはどうかなーと思うんですが(REST APIそのまんまだし)、今回はこのように指定します。

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subscribeコマンドが成功したら、Pipelinesが監視の準備できたよ、と言ってくるので、こんどは普通にAzure DevOps側でビルドを実行します。

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投入してみると…失敗したよ!と通知が出てきます(笑)。ビルドがちょっと間違っていたので、この後直しました。

ちょっと都合上リリースの紹介ができてないんですが、機能としてはリリースの承認もできるそうです。後で追記します。MSアカウントバックエンドのAzure DevOpsでも使えるのがいいですね。とはいえ、Teams使っているところはAzure ADがあるということなので、基本的にはどちらも同じAzure ADで動かすのがいいでしょう。

subscribeのURLがどうにかならないのかとか、どうせならビルドキューへの投入とかもできるようになるといいですね。これは権限が絡むからちょっと難しいかもしれないけど。

Subscribeなら例えば承認者用に管理者がsubscribe設定できるとかできたらもっと便利になりそうです。