kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azure DevOps 2018/10/1の更新

三週間と思っていたのですが、前回のSprint 140から二週間くらいなので、やっぱりAzure DevOps Launchから三週間後、考えると今回のSprint 141はしっくりきますね(どうでもいい話ですが)。

今回のSprint 141のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

Azure PipelinesがAzure Policyと統合されたのはエンタープライズ向けには便利な機能だと思います。VMのデプロイもめんどくさいことが多いんですが、これも便利になったのはうれしい。

あとはPipelinesへのビルドキュー投入が早くなったのはいいですね。今まで無意味に数分待つことが多かったので、もうちょっと使ってみたら実感するかもしれません。

Gitのクロスプラットフォームでのファイル名の非互換をブロックできる機能も便利です。ちょっと前、Gitの脆弱性でsubmoduleで : (コロン)がつかえてしまったために、意図しないhttpリダイレクトしてしまうというものがありました。Windows(NTFS)ではコロンは特別な意味を持つので、この脆弱性の影響は受けなかったのですが、こういうファイルがあるとWindowsではcloneできません。事前に抑止できるのはいいことです。

Remediating the October 2018 Git Security Vulnerability – Microsoft DevOps Blog

個人的に最大限に便利だと思っているのはMSアカウントのAzure DevOpsにAzure Active Directory(AAD)のユーザーが招待できることになったようです。今までMSアカウントのVisual Studioサブスクリプション特典で作ったAzure DevOpsにAADのユーザーを連れてこれませんでした。しかし、現在のポリシーではAADに使ってしまった会社のメールアドレスでMSアカウントが取れないので、悩ましいところでした。

Azure DevOpsをAADベースで動かすようにする変更もできることはできるのですが、大変難しく、失敗するとサポートのお世話にならざるを得ません。AADベースで動かすとO365(Teams)との連携も容易なので、便利ではあるのですが、そこまでしたくないという人には大変便利です。

ではまた三週間後。

Translate to Japanese to Azure DevOps release note ...