kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Microsoft MVP Award 2024 renewal!

One more Year! も早いもので14回目になりました。カテゴリーは相変わらずDevOpsです。今年は審査発表が例年より遅くなってかなりやきもきしていましたが(珍しく深夜に起きてメールチェックしたり…😅)、リニューアルできてほっとしています。

今までいろいろと様変わりしてきましたが、過去を振り返ってもリッチクライアントからWeb(あまりやってこなかったツケがw)、さらにはオンプレからクラウド(PaaS, SaaS中心へ)、そして機械学習…をあっという間に追い抜いた生成AI。キャリアの中でもこの5年は特にあわただしい変化で、さらにこの2年は本当に追いつくのが大変な時代です。

自分のMicrosoft MVPアワードを振り返ってみても、最初はWindowsクライアントアプリケーション…といっても、Win32アプリケーションが中心だったのでVisual C++でした。そこからTeam Foundation Serverと出会って「これはもしかしたら自分(開発チーム)に今一番必要なものだったのかも」と思ってALM…からDevOpsのほうに流れていきます。自分では「DevOps」とか「アジャイル / Scrum」ということはあまりなくて*1、「どうやったらもっと快適にかつ開発作業を効率的に進められるか」というポイントで話しています。

オンプレミスのTeam Foundation ServerからクラウドのTeam Foundation Service → Visual Studio Team System → Azure DevOps…と名前だけはころころ変わりましたが、基本的なことは変わっていません。クラウドが中心だし、進めてもいますが、オンプレミスのシステムも全く使わないわけではありません(触るの楽しいです)。そして、ちょうど昨日Azure DevOps Server 2022.2が正式公開されました。今のところ日本リージョンにGitHubもAzure DevOpsもないので、どうしても日本で、ということになるとGitHub Enterprise ServerかAzure DevOps Serverを使うことになりますね。

もちろんこれらGitHub / Azure DevOpsを使った開発効率向上も活動の中心ではありますが、最近の興味は「普段のライフサイクルにもっとセキュリティを効率的に適用できないか」というポイントも増えてきています。GitHub Advanced Securityやリリースパイプラインの中により自動で効率よく安全なものを手間なく適用できるようにならないか、とかMicrosoft 365のCompliance & Governanceという感じですね。あとは生成AI系。Copilot(GitHub Copilot, Copilot for Microsoft 365)は普段使いに充分役立ってくれています。最近会社でも使い始めたのですが、やっぱり会社リソース使えると便利です。そのためにEntraやセキュリティソリューションの連携は非常に興味あるところです。

生成AIは開発生産性により向上できると思います。特に現代は人間が追いかけられる情報を超えているので、過去のナレッジをより効率よくかつ、「特定のクエリテクニックによらず」検索できるのはビギナーにも助かりますね。利用者だけではなく、こういうのを自分でも提供したい…というのが今年度の目標でしょうか。

いつまでも初めて受賞できたころのモチベーションを忘れず、今までのものも引き続き、新しいこともどんどんやっていきたいです。新しいものへ触るわくわくは以前と全く変わらないです。ではまた一年よろしくお願いします。

*1:仕事でも概念の話はしますが「このプラクティスでやらなければならない」とは言いません