kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

ThinkPad X1 Yoga Gen8を買った

これが

こうで(再生物由来っぽい素材が増えましたね。必要な耐久性が確保されているのであればなんでもいいですが)。

こうなりました。

なんか買ってばかりですが…実はこの前iPad Pro Gen2のUSB端子が壊れてしまって(Appleストアで苦渋の決断)、整備品に買い換えたばかりなのにというか同じ日に決済したのです。オペミスでカード止められてしまって、往生しました…止まったことに気づかなかったら今頃めちゃくちゃ困っていたはず。

長い間頑張ってくれたThinkPad X1 Extreme Gen1ですが、さすがにCore i7とはいえGen8は疲れが見えてきたのと、毎月一度持って出かけるにはかなり重い(いろいろセットで2kg近くになる)のと、SSDも割といい感じにへたってきたので交換という形です。やっと今日初期の初期のセットアップであるAzure AD Joinが終わりました。裏でwinget importで旧環境からのインポート中。楽になったなー。買うときの候補はいろいろあって。

  • ThinkPad X1 Carbon Gen11
  • ThinkPad X1 P14 Gen4
  • ThinkPad X1 Yoga Gen8
  • Dell XPS 13
  • ほか一応LG GramとかVAIOとかDynabookとかも見ました。

ThinkPadのAMD版にはThunderbolt 4がないので、ハナから検討外です(先日発表されたP14/16の新型にはUSB4が入っているみたいですね)。今までのExremeにdGPUがあったので、P14はかなり悩みましたが、決め手としては4Kとタッチ(とペン)があることです。というか、Yoga以外4Kモニター(といってもYogaもほぼ4K)がないんですよね。どれも2.8K。ズームのことを考えたら2.8Kでもいいのですが、タッチとペンがないのがちょっと辛い。

Dell XPSにはタッチがあるのでかなり悩んだのですが、お値段がね…😅。なぜ大体同じくらいのLevenoはこんなに安くなるのか。あと、老眼気味で、13インチはもう勘弁してほしかったのです。せめて14、できれば15インチで軽量1.4kg程度まで。X1はどれも14インチです。最終的にタッチとペンでYogaにしました。今回はSIMもつけてみました。一応MVNOのものがありますし。あまり通信容量ないけど。

BTOで英語キーボードで選んだということもあるのですが、やはり海外発送で工場からは3日ほどで発送されたものの、国内からの配送のほうが長かったです。4日くらいかかったのかな。もしかしたら最終チェックを日本でやっていたのかもしれませんのでその辺はわからないです。

ほとんどのものはBTOで入れたのですが、一つだけSSDは最低容量にして、あとから交換しました。だってLenovoの2TB高すぎる。5倍以上違うとちょっとね。ということで選んだのはこれ。

最初はサムスンの990 Proにしようと思ったのですが、発熱すごい、価格ほど性能差があるか疑問というレビューをいくつか見てやめました。SolidigmはIntelのSSD部門スピンオフで最初はいまいちだったみたいですが今はよさそうなので、こちらにしてみました。

届いてからやること

  1. 回復ドライブを作る
  2. SSDを入れ替え -support.lenovo.com
  3. 回復ドライブからリストア

…なのですが、ここで躓き。回復ドライブからリストアすると、必ず同じところで再起動のループが始まる。SSD外れ引いたか?と思って購入元やLenovoに聞いてみても遅々として進まず。ふと、「この回復ドライブに使っているUSBサムドライブ結構経ったよな?USB3が出始めた時に買ったんだし」と思って、近所の量販店で新しいUSBサムドライブ買ってきて、Lenovoのサイトからイメージリカバリー用のツールを使ってイメージ作ってリストアするとOK。

購入前の奴はこれでも駄目だったので、古いUSBサムドライブが原因でした…ほとんどISOイメージ使ったOSのインストールや回復ドライブとしてしか使っていなかったのでまさか寿命が来ているとは思ってもみませんでした。年に2-3回?使うかどうかでした。

SSD交換についてはいろいろ記事探したのですが、Yoga Gen 6くらいのものはあったのですが、Gen8は見つけられず。Gen 6とSSDの場所が違っていて少し考えました。発熱多めのNVMe 4.0ですが、そもそもこのYogaのSSDはNVMe 4.0が標準で、SSDの上に銅製のヒートシンクがついているのでヒートシンクがないものを選べば問題ありません。以前のExtreme Gen1のSSDのねじは非常に小さく(SSD初期によくついていたねじ)、一度ねじ山つぶしてしまったことがあって、Lenovoさんにごめんなさいしたのですが(ついでに改良してくれとも言った)、普通の(?)ねじで、外すのにもまったく苦労はありません。相変わらずすばらしい。

順番が前後しますが、裏蓋を外すときは割と苦労します。上(ディスプレイ側)から隙間を作ってあけてください。反対に閉じるときは手元(パームレスト側)に突起があるのでそこに裏蓋の爪を差し込むと蓋が20度ちょっと浮いた形になります。かまわないのでその位置からディスプレイ側をもって押し込めばいいです。

これでリストアできたので次の作業です。

OSのSKU更新

ほかの会社はBTOのカスタムメニューでProが選べるのですがLenovoの場合、Pro買うときはごく一部を除いて営業に連絡しないといけなくてこれが面倒。チャットでいいのですがそれで遅れるのもいやだということで、Homeを購入してProのキーで更新。

一度更新するとOSをリセットします。「すべて削除する」を選んでもProのキーは維持されます。

www.microsoft.com

これでリセット後のサインインにEntra IDを使えば自動的にプロビジョニングまで行われました。アプリケーションもごく一部の例外を除いてwingetのソースをエクスポート&インポートすればいいので楽ですね。

5年位前のノートとはさすがに全然違います。Exteme Gen1は起動までだいぶ待つ感じでしたが、こちらは早い。SSDもNVMe 3.0と4.0で違いますしね。Exremeはペンが大きかった(ほとんど鉛筆と同じサイズ)ので、外にアダプターを使ってUSB-Aポートにクリップみたいなものを差し込んでいてちょっとカッコ悪かったのですが、こちらは本体内蔵です。そのかわりかなり小さい。

あと、dGPUじゃなくなったことの恩恵ではないですが、USB-Cのアダプターでも充電可能になったのは本当にありがたい。今Anker PrimeのGaN充電器を使っていますが、問題なさそうです。ただこれ電源直付けしないといけないので、外出にもっていくときはどうかなぁという感じですが、電源タップと一緒に行けばいいですかね。

色はなぜかYogaラインだけシルバー寄りの色ですが、区別するためなのでしょうか。OLED液晶は焼き付きが~という話もありましたが、覚悟して使ってみようと思いますというかきれいです。