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今年もAzure DevOpsアドベントカレンダーを立てました。お気軽にご参加ください
本題
Azure DevOps Sprint 212リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。
今回は久しぶりにがっつりしたというか、ちゃんとしたというか、使い出のある機能強化が多いですね。
そうそう、WorkItemのリンク種別変更大変だったんですよ!細かいところが改善されていくのはいいことです。一時的なWIQLクエリ作って投げる拡張機能があったんですね、それが問題になるからということで専用のエンドポイント作ったと。
私はゴミ箱に入ったタスクの一括削除しないですが(ほとんど放置)削除したい人向けの一括削除APIがプライベートプレビューで開始されるそうです。興味ある人は書かれているメール(いつものdanさん)でリクエストをどうぞ。organization名は必要です。
PipelinesのTemplateでブランチを動的に参照できる機能!これはうれしい。コンテナリソースもですが、別レポジトリにテンプレートやパイプライン本体を置いている場合、ブランチ単位で分けるのは大変だったのですが、templateの式で動的に変わるのであれば助かります。
ただし、事前に決まっている値でなくてはならず、UIから指定するパラメータは参照してくれないのでそこは注意点ですね。
あ、確かに承認(approvals)で誰が渡河、別の人をアサインしたとか記録残ってなかったんですよね。これは困っていた点なので、記録されるようになったのはいいことです。
タスクのライブラリでMicrosoft-hostedなのか、self-hostedなのか判断する機能が追加されたのもうれしいですね。独自のライブラリを使っていて、self-hostであった場合に例えばオンプレミスのネットワークへアクセスするとかできるようになります。エージェントが2.212.0以降でないとつかえないようなので、使うときはエージェントのバージョンアップも忘れずに。
年末に向けてちょっと機能強化が増えてうれしいです。ではまた三週間後。