空いていたのでQiitaアドベントカレンダー1日目の話にします😅。
Microsoft 365では来年2022/1/31をもってTLS 1.0/1.1が無効化されます。Azure DevOps Serviceでも同様に無効化されることが発表されました。無効化に先立って、以下のスケジュールでテスト的に無効化されます。大体どこのタイムゾーンでも影響あるはずです。日本だと2:00-3:00が割と大きいですかね。
- 2021/12/7 2:00(UTC)-3:00(UTC)
- 2021/12/7 8:00(UTC)-9:00(UTC)
- 2021/12/7 18:00(UTC)-19:00(UTC)
- 2022/1/11 8:00(UTC)-9:00(UTC)
- 2022/1/11 8:00(UTC)-9:00(UTC)
- 2022/1/11 18:00(UTC)-19:00(UTC)
大多数の人は問題ないと思いますが、以下のような人に影響があります。
- XAMLビルド(今のGUIで組み立てるクラッシックビルドのさらに前の奴)をVS 2010/2012/2013で使っている人はYAMLもしくはClassicビルドに移行しましょう。
- Visual Studio 2017でGitを使っている人は最新版へ更新してください。更新しないとこんなエラーが出ます。
- もしもVS 2022などの最新版に更新できない場合、組み込みのGit 1.xではエラーになるので、別途最新版のGit for Windows 2.xをインストールしましょう。
fatal: HttpRequestException encountered. An error occurred while sending the request. while fetching or pushing to a Git repository.
Windows 7もしくはWindows Server 2008 R2までのOSではTLS 1.1がデフォルトなのでレジストリを変更してTLS 1.2に変更する必要があります。
Azure全体の話なので、もうやられているかもしれませんが気を付けてください。
XAMLビルドを使っている人はガイダンスが出ているので、もういいかげんに移行したほうがいいと思います。古いVSとビルドコントローラーを使っている人もいるかとは思いますが…。
TLS 1.0/1.1業界全体で移行することになっていますのでお早めに。「大丈夫大丈夫」と思っていても思わぬところで使っているかもしれませんし、Windows 7のようにデフォルトがTLS 1.1のものもありますので、ご注意を。