私が使う環境はほぼ英語101キーボードです。理由は以下の二つでした。
- もともとベータ版のWindowsを使っていた時106キーボード設定がなく困ることが多かった。
- IBM PC/AT使いたい理由の一つが海外の優れたMS-DOS上で動くゲームやりたかったから
という点です。Windows世代ではそんなことないのですが、DOSではメモリが命取りで日本語キーボードドライバとか640KBぎりぎりで動くゲームのためには入れられなかったんですよ。
今であれば、クラウドのVMが基本的に英語設定されているので、106に変えるとか、再接続したときにキーマップが変わるのが嫌だった、という理由もあります。最近ではWindows Admin CenterでのWebブラウザベースのRDPも接続先は強制的に英語キーボードになりますね。
そんなわけでずっと英語キーボード使っているのですが、いいことばかりではないのです。
- 不用意なキー押しに伴い、かな入力に入ってしまう
- 同様に、CAPS LOCKが入ってしまって抜けない(106設定のPCに101つないで、CAPS LOCK押すとIME切り替えになる)
CAPS LOCKを削除することで対応している人もいます。
しかし、レジストリ変えるというハックはOSの大規模更新でたいてい元に戻されてしまうのでやりたくないのです。ということで、IMEのON・OFFではなく、入力言語を切り替えるという方針に変えました。
この方法に気付いたのはMSのIMEチームへのオンラインフィードバックイベント(現在デッドリンクになっているのでリンクは無し。またやるか検討しているそうです)で「日本語入力時にはIMEを切り替えていますか?言語を切り替えていますか?」と聞かれたからなんですね。
英語を追加して、IMEの切り替え(Alt+`)ではなく、Windows + spaceで切り替えます。なので、日本語モードではIMEはずっとONのままです。これ使うといいことはいくつかあります。
- CAPS LOCLキーを使ったキーコンビでかな入力になることがない
- CAPS LOCKが外せなくなることがない
- 英文入力時にAIによる入力インサイトの支援が受けられる。
- SlackなどのAltキーを押すとメニュー出してしまうアプリの誤動作がなくなる
うざったいIME切り替えに伴う現在の入力モードが画面の中央に出なくなる(画面の右端に言語切り替えウィンドウは一瞬出ます)
メールでは英語使うことが多いので、入力インサイトの支援が受けられるかなということで、しばらくWindows + Spaceで入力を切り替える方式に強制しようかなと思います。
Windowsキーがないキーボードを使っている人は(Right | Left) Alt + Shiftで代用できるそうです。
我が家では、Right Alt+Shiftで切り替えになりました。そういうショートカットがあったとは!
— Takekazu Omi 🐱👤 (@takekazuomi) 2020年4月23日
デメリットは今のところちょっと思いつかないのですが、気づいたら追記します。