はじめに
3/4から3/10の日程でアメリカワシントン州レドモンドで開催された、MVP Global Summitに参加してきました。例によってセッションの内容はNDAによりかけないのですが、それ以外のことをつらつらとかいてみます。NDA違反すると結構厳しいので*1、受賞している人は気を付けてください。
移動
今回もANAを使って移動しましたが、飛行機に乗ってしばらくしてから謎の体調不良(たぶん脱水か貧血かその辺)になって、座ってられなくなりました。いつも一番後ろのトイレ近くの席を取るのですが、トイレの前でしばらく寝てたらわりとよくなりました。CAさんには多大なるお世話になりました。ありがとうございます。ちょっと水分取ってなかったのが敗因かな、とは思います。
あと、いつも通り、LTRにのってダウンタウンに移動、簡単にお昼をたべて、550番のバスに乗ってホテルのあるベルビューまで移動します。この経路が一番安く、合計6ドルくらいですかね。今どきらしく、UberやLyft使った人も多いようでした。
今回は無事に行き帰りで来ただけでもまぁいいんですが、飛行機にはツキがなかった。帰りのSeaTac-成田のフライトでは機材不調でWiFi使えず(というアナウンスがあり、接続すらできなかった)、成田-伊丹のフライトでスーツケースのタイヤ壊された(涙)。国内線乗り継ぎの時にピックアップしないといけないのですが、そのときは確かに問題なく転がせていました。MVPカラーで気に入っていたんだけどなー。10年ほどつかったんで、そろそろ寿命なのかもしれません。
修理かスーツケースの交換か選択だったのですが、スーツケースの修理できるかどうかわからないし、できたとしても数か月かかるかも?ということだったので、交換してもらいました。同じくらいの大きさだといわれたんですが、スーツケースのベルト巻いてみると、かなり余ったので、一回り小さいようです。中身も安いつくりのものだったので、数回使ったら終わりかもしれません。
部屋について
今回はしょっぱなの体調悪かったこともあって、部屋の冷房(!)がほんとうにつらかった。白人男性はTシャツや薄い服で平気なようでしたが、有色人種(ヒスパニックとか中央アジア系とか日本とか)の女性などは外出用のコート着ていました。18℃とかそんな室温です。ちょっと勘弁してよという感じです。
アメリカのカンファレンスに参加する人は気を付けましょう。
食事
提供される食事は典型的なアメリカ飯で個人的にはまぁまぁ食べられるのですが、ダメな人はダメなようです。お金払えばいいものも食べられるんですが。最終日は3年前にも行った熟成肉を出すステーキ屋でいただきました。
Instagram post by @kkamegawa • Mar 9, 2018 at 3:10am UTC
水曜日にはMSで働いている人と会って、社内カフェでちょっといいランチをいただきました。
シャーベットって頼んだはずなのに、発音悪かった… #mvpsummit
これ、メニューにはデザートがSweet か Savory (セーバリー)って書かれていて、「シャーベットもあるよ」といわれたので、「シャーベット」って言ったら出てきたものです…。もちろん、私の発音が悪くて、Savoryが出てきたのです。
シャーベットはSorbet (ソーベー)ってオーバーに言わないと通じないようです。しかも全部Sから始まるので…。
ホテルの朝食では永谷園のお茶漬け海苔を持ってきてて、出ているご飯(とはいえタイ米とかそういうの)に紅茶入れるためのお湯かけて、食べている人もいました。準備いいなー。お箸はもちろんないので割り箸を持ち込んでました。
Instagram post by @kkamegawa • Mar 6, 2018 at 2:01pm UTC
Instagram post by @kkamegawa • Mar 8, 2018 at 4:16am UTC
Last Hyatt breakfast #mvpsummit
各種イベント
製品グループとの交流ご飯食べましょう会、Attendiee Partyなどが用意されてます。今回のパーティは静かにお話したい人向けにQuiet Roomという会場ホテル内のお店を一つ借りて、会場の音楽などが流れない、お話だけしたい人向けの場所が提供されていて、とてもよかったですね。
会場のご飯も個人的には悪くなかったと思います。
ログツリーハウス
Amazon Goと並んでもう一ついってみたかった場所です。事前に調べておかなかったのですが、先に行った人によると、私がいたカンファレンスセンターのすぐ近くのBuilding 31の中庭のようなところにあります。Google Mapにも載っています。
https://goo.gl/maps/KdUQ7K3VLAs












社員じゃないと中に入れないので、中の写真はありませんが、「え、こんな基礎でいいの?」という感じです。
ちなみに花粉症がないと思われがちなアメリカですが、この辺は杉の木がばっちりあるので、花粉症持ちの方は気を付けてください。私も行くと目がかゆくなりました。
Amazon Go
せっかくなので、有志でAmazon Goを体験してきました。日本から行った人はかなり体験しに行ったようです。日本でもローソンが深夜向けにICタグ使って無人コンビニやってみようかみたいな話があるようですが、Amazon Goなんというかすごい。
- アプリを事前にインストールして、Amazon.comのアカウントとクレジットカードを登録
- 入店するときにバーコードかざす(持ってない人も友釣り設定すればOK)
- 適当にぽいぽい入れていく。ショッピングバッグもあるけど、自分のポケットでもOKという万引き感をばっちり味わえる
- 入れて、出しても正しく認識している。仲間内(10人くらい)で、誤認識された人はいなかった
- 一度入店して購入、再入店して返品しても正しく認識される(!)
- 購入レシートは15分くらいするとアプリに通知。あとからメールでも来る。
- 広さは日本の都市部のコンビニとあまり変わらない感じ。値段は相応かなー?Amazonセレクトのチョコあったんですけど、結構高い($3.49)。複数購入試すならM&M's($1)とかのほうが安くていいです。
- もちろん商品にICタグなどなし
友達はSIerっぽく、例外処理をいろいろ試していましたが、全部大丈夫。今後こんなコンビニになっていくのかなー。せっかくなので、Amazon Goで翌日の朝食も調達しました。いい体験でした。










Amazon Goができたら「無人コンビニになってしまって雇用が奪われるのではないか」みたいな話があるんですが、実はAmazon Goにはデリキッチンがあり、なまじ普通のコンビニよりもたくさん人が働いています。
透明性を確保して、重要なところは人がやってて雇用を奪ってませんよということを内外にわかりやすく示しているようです。
まとめ
普段MLやブログくらいしかやり取りがない製品グループの人から直接いろいろ聞けるのはとても得難い経験だと思います。セッション中に質問できるくらいの英語力があれば…。話はなんとか聞けるくらいですけど、それでも彼らの英語はノンネイティブに合わせてくれるわけもなく、つらす(質問に行くと、つたない英語でも頑張って聞いてくれます)。日々精進ですかねぇ…せめてMRで字幕が出ればいいのですが。
時差調整は大変です…特に今回帰りの便でWiFiが787のくせに調子が悪く(?)買えなかったので、帰りの飛行機起きてるのつらいです(で、このブログ書いてます)。
*1:とはいえ、オープンソースになっている .NET 系は何がNDAなんだと悩ましいかもしれません?