日本でTeam Foundation Serverの拡張機能を売っているベンダーは多くありませんが、海外ではいくつか存在します。今標準機能になったRelease Management ServerももとはInCycleという会社のInReleaseというプラグインソフトでしたが、部門買収でTFSに付属することになりました。TFS 2012以降標準で機能制限版(Community Edition)が付属するPreEmptiveのPreEmptive Analyticsなんかもそうです。
で、その一つSmartOffice4TFSとinteGREAT4TFSもMSDN契約者向けに無償で提供されることになったそうです。
SmartOffice4TFS and inteGREAT4TFS available for Visual Studio Enterprise with MSDN subscribers
SmartOffice4TFS というのはOffice(Word/Excel/Outlook/Visio)からTFSの機能にアクセスするためのソフトです。ExcelとOutlookはTeam Explorerをインストールすれば今までも使うことができましたが、有償品だけあってもうちょっと高度なことができそうです。
日本ではWord毛嫌いされていることが多いかもしれませんが、WordでテストケースやWorkItemを書くことができるようになるのは便利です。私は今まで同じカテゴリーの製品であるTeamSolitionsの製品を使っていました。いや単にMVP向けNFRライセンスがあったからなんですが…。
Integrating Microsoft Word and Outlook into Team Foundation Server
申し込み手続きは簡単です。MSDNのアカウントページに移動して、「登録とダウンロード」をクリックします。
すると、modernrequirementsのサイトに行って、登録します。
氏名
会社
役職
電話番号(日本の場合は+81から)
MSDNサブスクリプションのメールアドレス
国
これだけ入力して、Get License Key and Downloadをクリックすると、ライセンスの画面になります。これは省略。
後は好きなソフトをダウンロードしてください。MSDNの場合、Community Supportということで、フォーラムのみのようです。電話、メールなどのサポートがほしければ$350/年の有償契約をする必要があるようです。
これらのソフトの使い方はおいおい…。