6/18のイベントにお越しいただきありがとうございました。現地でいくつか質問をいただいたので、覚えている限りここで回答してみます。
Azureクラウドサービスへのデプロイが遅い
VS OnlineとRelease Managementを使っているが、たまにデプロイ完了までの時間が遅くなる、という現象があるそうです。
すいませんが、さすがにそれはわからない(^^;。サポートに聞くか、Azureの各種ログを見ていただくのがいいかと思います。
オンプレミスTFSの移行について
ワークグループ環境で動かしているTFSをActive Directoryへサーバの名前変更なしで移行したい、というご質問。結論からいえばできます。
SQL Server自身は実行アカウントをかえればいいくらいのはずですが、認証を変更するので、SQL Serverもさっくり入れ直し(きれいにするならOS入れ直しから)てやったほうがいいかと思います。
Team Foundation Server の移動または複製 (ハードウェアの移動)
で、ワークグループからドメイン環境への移行ですが、ちゃんと手順が用意されています。
ある環境から別の環境への Team Foundation Server の移行
手順の肝はワークグループとActive Directoryアカウントの関連付けです。ちゃんとどのアカウントをどのアカウントに関連付けるかまとめておきましょう。TFSConfig identities /changeってのでやります。
TFSのアカウントの設定に漏れがないかこのページで確認してください。
Team Foundation Server の管理アクセス許可の設定
TFSはクライアントとサーバにキャッシュを持っています。最後にキャッシュを消してください。消さないと誤動作します。
サーバキャッシュも忘れずに。
SonarQube連携について教えて
TFS /VS OnlineでSonarQubeがサポートされます。より正確にいえば、Team Buildとmsbuild実行時にSonarQubeのプラグインを呼び出すことにより、SonarQubeの静的解析が実行されます。
上記の記事中にインストール方法が公開されているので(英語ですが)、興味のある方はどうぞ。時間が取れたら私のほうでも記事紹介します。ちなみにプラグインはGitHubで公開されています。
大阪でもやってほしい
クロスプラットフォームのイベントを7/22に東京で開催することになっていますが、大阪でも、という声がありました(わざわざ大阪から来ていただいたそうです)。
TFSUGではありませんが、7/11にXamarinユーザー会がありますので、こちらでもどうぞ。
私もなんかやろうかな(参加はします)。
補足
セッション中に紹介したVS Onlineの新しいビルド機能(GUIでポチポチ作るやつ)はたぶんまだプレビュー中で、使っても何と課金がかかりません。
XAMLビルド(今までのビルド)は普通に課金がかかるので気を付けましょう。