Azure DevOps Server 2020がリリースされましたね。
以前のオンプレミスではリリースノート翻訳されていたのに、されなくなってしまった…予算か?
今回からWindows Server 2012 R2以前のOSが非対応になっているので、ハードウェアの移行しないといけない人も多いと思います。Reporting Serverも非推奨になりつつあるので、以前よりは移行が簡単です(私はもう使っていません)。
tfsadmin.exeでバックアップをとってもいいですがSQL Serverから以下のデータベースをバックアップします。
- [AzureDevOps | Tfs]_コレクション名
- [AzureDevOps | Tfs]_Configuration
- Tfs_Warehouse(これはなくてもいいかも)
新しいOSにSQL Serverをインストールします。せっかくなので、SQL Server 2019を使いましょう。
コレクション名のデータベースは複数ある可能性があるので、忘れずにもれなくバックアップ&リストアしましょう。
そのあと、Azure DevOpsのインストールを行い運用環境のアップグレード
を選択して実行すればいいです。
アップグレードプロセスそのものは2019とほぼ変わりありません。TFS 2018との違いはAzulのJDKをダウンロードしてくることくらいですかね。ちなみにSQL Server 2019インストール時にBig Data Clusterを有効にすると別のJDKがインストールされるので、二つはいることになります :-)。