今日からVisual Studio OnlineでLoad Testをクリックすると、画面が変わっているはずです。
従来の負荷テストはVisual Studio UltimateのIDEがないと実行できませんでしたが、ブラウザのみで可能になっています。もちろんIDEでかけるような高度なことはできませんが、単一URLに負荷をかけるといったことはすごく簡単になっていますね。
- 月あたり15000ユーザーまで無料(ブラウザで一度に設定できるのは200ユーザまで)
- 負荷テストの間隔は1~5分の間で分刻み
- リクエスト間隔は1か5秒
- ブラウザはIEとChromeの割合を20%ずつ変更
やってみましょう。上記の所定の設定を行って、Test Nowを押せば開始されます。
こんな風に開始されます。URLは任意のものが設定できてしまうので、自分が所有していないドメインに対してかけないようにしましょう。今回は私のテスト用のAzure WebSitesのプランをS2に変更して実施しています(無料プランだとたぶん耐えられない)。
終了すると、こんな感じで平均応答時間と秒あたりのリクエストが表示されます。Download Load testをクリックすると、今回の負荷テストのソリューションファイルをダウンロードすることができるので、Visual Studio Ultimateで開くことも可能です。
zipの中身はこんな感じ。
AzureポータルでWebSitesの性能をみると、末尾のところが上がっていることがわかります。最近New Relicのエージェントが追加できそうなメッセージは出ていましたので、追加すればより詳細な情報が取れるかもしれません。