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kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Visual Studio Team Services 2017/3/8の更新

ALM Continuous Deployment Continuous Integration GitHub VSO VSTS VSTSリリース

VSTSのSprint 114が公開されたので、ざっくり翻訳を行いました。オリジナルのリリースノートはこちらから読んでください。

www.visualstudio.com

モバイル向けのワークアイテムのディスカッションとほかの人に割り当てがサポートされたようですね。Gitのコメントポリシーでコメント全部対応しないとPR完了にできない、という機能はいいですね。書籍書いているときにほしかった。

Visual Studio 2017正式リリースと合わせて、Hostedビルドエージェントも対応しているようです。もうたぶん使えるはずです。

ではまた三週間後。

translate to Japanese to VSTS release notes from h …

Team Foundation Server 2017 Update1リリースと注意事項

PowerShell TFVC TFS

TFS 2017 Update1

リリースされましたね。今回SQL Server 2016 SP1やWindows Server 2016もサポートされています。ハードウェア要件はこちらから。

www.visualstudio.com

Express Editionもリリースされていますが、前回同様機能差はなく、SQL Serverのライセンスが付属しない、フル機能が入っている(制限は人数のみ)のようです。6人以上使いたい場合はTFS CALになります。

リリースノートの注意事項

www.visualstudio.com

フィードバックしていますが、日本語版の翻訳には既知の問題が漏れていますので、英語版も見てください。

www.visualstudio.com

TFS 2013からのアップグレードを行うと"counter with name TaskReferenceId does not exist"というエラーが出ます。英文のリリースノートに回避するためのSQLが載っています。

そのほかの既知の問題も気を付けてください。

Erastic Search

TFS 2017 RTMからコード検索にErastic Searchを使うようになりました。RTMでは1.7でしたが、RTMでは2.4になっています。私の手元で何台か入れ替えたのですが、いずれもコード検索ができませんでした。対処としてはどちらかでしょうか。

  • アップグレードではなく、一度「TFS2017をアンインストール」してからTFS 2017 Update1をインストール
  • GitHubにある修正用のスクリプトを実行する

前者はデータベースさえあればいつでも戻るので、大丈夫です。後者はここにスクリプトがあります。TFS 2017用とTFS 2017 Update1用でフォルダが分かれているので気を付けてください。

github.com

Re-IndexingRepository.ps1というスクリプトを実行すれば治る…はずです。ちなみに私は全部やりました。

リリース前のスクリプトだとInvoke-Sqlcmdの -inputfile で指定するフルパスの解釈ができなかったので、pull request送って直してもらいました。

www.visualstudio.com

引数がちょっとわかりづらいですが、こうなります。チーム内にTFVC/Git両方ある場合、リポジトリ名はどちらを指定しても変わらないような気がします(一度の実行で全部直りました)が、チームプロジェクトごとにやったほうがいいでしょう。

  • SQL Server名(インスタンス名)
  • TFSのコレクションデータベース名(既定ではTfs_DefaultCollection)
  • TFSの構成データベース名(既定ではTFS_Configuration)
  • Git(Git_Repository)かTFVC(Tfs_Repository)か
  • コレクション名(既定ではDefaultCollection)
  • リポジトリ名(チームプロジェクト名)

これでしばらく待つと、再構築され、復旧するはずです。

Bash on Ubuntu on WindowsのCreators Update機能強化紹介記事が公開されました

BoW Windows10

www.buildinsider.net

そんなわけで、Anniversary Updateから導入された、BoWのCreators Updateで入る予定の強化機能の紹介記事を書きました。記事中でも触れていますが、ブログなどではWindows Subsystem for Linux(WSL)という記述のほうが多くなっているように思います。が、変えるのもあれなので、この連載中では一貫してBoWという表記を使わせていただきます。

SQL Server for Linuxのように明らかにWindows Subsystemの説明に関してはWSLという表記にしています。

どこまでサポートするんでしょうね。Dockerとかサポートしたらほんとに助かるんですが。

Visual Studio Team Services 2017/2/15の更新

ALM Continuous Integration DevOps GitHub VSTS VSTSリリース

遅くなりましたが、Visual Studio Team Services 2/15(Sprint113)のリリースノートの翻訳を行いました。翻訳している間にしれっと更新されていてあれ?と…。ところで展開が「一週間以内」ではなく、「三週間後」(次のスプリントまで)にしれっと…。

MSの内部でもGitがよく使われているのか、Git関係の強化がすさまじいですね。今はわからないけど、以前(去年7月ごろ)のGitHubでは長文に対してあちこちコメントがつけられると、どのコメントが対応済みなのかぱっとわからなくて大変困りました。コメント対応済みのカウントがでていればわかりやすくてよさそうです。

ここでようやくエージェントの数で課金ではなく、ビルド/リリースパイプラインの並列度での課金に代わりました。Mac, Linuxなどを何台ぶら下げていてもOKです。ただし、標準では1並列なので、全部シングルキューでビルド/リリースされます。ブランチポリシーを使っているとちょっと時間がかかるかもしれません。

Azure ADの条件付きアクセスポリシー(でいいのかな)はいいですね。今まで、いつでも、どこでもコードを管理できる、というのは売りでしたが、それでは困る、というのも現実問題としてありました。IPフィルタリングも変わった場合に面倒です。そこで、AADと連携して、設定できるようになりました。自宅でこっそり、という状況を防げます。

エージェントにソースを保持するのはいいけど、使わないものまでずーっと持たれていると困ります。エージェントキュー単位で適度にクリーンアップができるようになりました。これも結構困っていた問題の1つで、助かります。

ではまた三週間後!

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Team Foundation Server 2017 Update1 RC2リリース

ALM DevOps TFS VisualStudio

www.visualstudio.com

ようやくTFS 2017 Update1 RC2がリリースされました。おそらく3/8にVisual Studio 2017と合わせてリリースなんですかね。今回からやっと日本語版が提供されました。サポートも行われるので、プロダクションに入れてもいいようです。

大体2-3くらい前のスプリントの内容がほとんど入ってるようですね。おそらく翻訳されると思いますので、簡単に。

  • ブランチポリシーの強化
  • ディスカッションコントロールツールバー
  • レポジトリ管理者権限の変更
  • Pull Request コメントの強化
  • Pull Request コミットの閲覧
  • Visual Studio 2017のテスト結果サポート
  • リリースマネージメントでのVariable Groupeのサポート
  • プロセステンプレートエディタ告知(Visual Studioアドオン)

  • 個人向けプロジェクトページ

  • バージョン管理の強化
  • ビルドの強化
  • リリースマネージメントのパイプライン並列度に応じた支払い
  • パッケージ管理機能の強化
  • クロスプラットフォーム強化
  • テスト機能の強化
  • リリースマネージメントの強化
  • コード検索機能の強化
  • SonarQubeによるコード品質の強化
  • 管理者機能の強化
  • Team Room廃止予告(次のTFSではなくなります)
  • Markdownファイルへのリンク廃止

2月からconnectでのフィードバックは終了し(Visual Studioは継続されてますが)、Developer Communityというサイトでのフィードバックになるようです。日本語が使えるかどうかはわかりません…。バグとかであれば、簡単な報告でいいようです。

developercommunity.visualstudio.com

ただ、connectとは違って、今のところプライベートモード(MSの人とのみやり取りするモード)はないようです。そういう場合はサポートにお願いということなんでしょうか。

わんくま大阪でGit初級話をしてきました

Git イベント VisualStudio

www.wankuma.com

わんくま大阪にお邪魔して、Gitの初級編をお話してきました。

デモで片方の環境の編集するの忘れてて、競合&マージのデモが失敗したのが心残りでしたが、なんとか大体思っていたデモができてよかったです。個人的にGit for WindowsはVisual Studioでgit addから漏れてしまうソリューションファイル(構成によっては追加されないので…)、fetchしてくれないときのfetchとかに使っています。

次はVisual Studioのローンチイベントやりたいですね…

Visual Studio 20周年ポエム

VisualStudio

blogs.msdn.microsoft.com

Visual Studio 2017のRTMが3/7に決まりました。Visual Studio 97以来、Visual Studioブランドでは20周年だそうです。もちろんぽっと出たわけではなくて、それ以前の歴史もあります。

単独製品時代

以前はFORTRAN, Assembler, C, BASIC, Quick BASIC, Quick Cなどと言語別にブランド化されていました。Quickシリーズは日本語化されなかったので、知らない人も多いでしょうが、Windows 3.1上でIDEを実装して、高速なコンパイル(最適化はほどほど)を売りにしていました。英語製品でしたが、日本MSさんから販売されていました。

実際、Quick-CはMS-Cと比べてコンパイル速度がかなり早く、5倍以上は早かったんじゃないかな?Windows上で動くIDEということで、もちろんデバッガも内蔵。MS-CのデバッガであるCodeViewはDOS-BOXの互換性にかなり依存しており、IBM-PC/AT互換機のWindows 3.1じゃないといまいちうまく動きませんでした。

当時はPC-98もかなり勢力を占めていたので、Quickシリーズのデバッガにはかなり助けられました。

MSのアセンブラとか、言語製品は単独で9万とかしてたんですよ…。ちなみにMS-Cは外部の製品を買収してMSブランドが付けられています。6.0くらいから買収したときの色がなくなったように思います。高かったこともあって、私はほとんど使っていません。

Visual シリーズ

Quickシリーズがそれなりに成功したので、Visualシリーズが出てきます。Visual C++ 1.0。パッケージでかかったですね。Windows SDKと合わせて幅1m弱あったんじゃなかったかな?当時マニュアル含めて全訳されていて、Windows SDK, Oracleマニュアルなどで本棚が埋まるという。

デバッガもWindows仕様になり、大変便利でした。Visual C++ 1.5ってのも出ましたが、こちらは英語のみでした。確か日本語化されなかったWindows for Workgroups対応だったからじゃなかったっけ?一部用途で必要だったので、英語版も使っていました。

Visual BASICも並行して発売され、OCXのもとになるコントロールぽとぺたはサンデープログラマ、プログラムを専門としない人に大変良かったですね。

Visual Studioシリーズ

いろいろ統合されていたほうがいいよね、という話かどうか知りませんが、Visual Studio 97がリリースされました。これも使ったはずなんですが、あまり印象がないなぁ。

後で思い出したけど、Visual InterDevというものがつきました。これは初めてインタラクティブなWebサイトをつくるIDEでしたね。

Visual Studio Web Site

Visual J++もあったのか。Java関係で裁判にまでなった製品でしたが、当時のSunのJVMと違って起動が早くCOMにもアクセスできることもあって一部では使われていたようです。

Visual Studio 6.0

これは大ブレイクしましたね。いまだに…使っている人も多いのかもしれません。IIS 4.0,モデラー、BackOffice Serverなどがついて、サーバー機能も開発しやすくなりました。Visual StudioのIDEでWebサーバやデータベースの設定をGUIで行いデプロイするという仕組みがあったりしました。一回で終わりましたがw。

www.microsoft.com

Visual Studio 2002

.NET 1.0が初めてリリースされたバージョンですね。C#も日本で若干盛り上がりつつありました。当時はMLでしたけど、いまでも使われている方の多くが参加されていました。私自身はほとんど2002を使っていませんでした。

Visual Studio 2003

.NET 1.1と一緒にリリースされました。1.0は出しただけで、1.1が本番、という感じでしたが、この1.1で…特にASP.NET 1.1大変苦労された方から10年後、あの時めっちゃ苦労した、いまだに恨んでるみたいな話を聞いたときはびっくりしました。ちなみにそのあと改善された話がほとんどで、情報のキャッチアップしてない人ってこんなもんなんだな、と認識を新たにしました。

Visual Studio 2005

IDEが刷新されました。しかし、代わりに安定性にかけるところがあって、結構苦労しましたね。.NETが2.0になっていろいろ改善されて実用的になってきた感じがあります。

このころ、MSDN Offlineという今の無償セミナーの走りみたいなものが始まりました。

MSDN オフラインセミナー 〜開発者のためのスクール形式無償セミナー

第一回か第二回が C# のAnders Hejlsbergで、次期 C# および、Visual Studio 2008に含まれるLINQのプロトタイプ版を見せてもらいました。この時はまだ型定義をあらかじめ作っておくというものでした。

そして、Team Foundation Serverが初めて登場。このころのセットアップはほんとに大変でした…でも結構便利だなと思って使い始めたものです。

Visual Studio 2008

LINQが入り、IDEも結構安定してきました。WPF/WCF/WFも入りましたね。どれも壮大すぎて、気軽に使うというものではなくなったような気もしますが、WPFはがんばれ。

Visual Studio 2005, 2008もSQL Serverと一緒に遅れがすごいことになり、開発モデルの変更を余儀なくされた感じですね。

Visual Studio 2010

IDEがWPFベースになり、また安定性が(^^;。.NET Framework 4になり、いろいろ劇的に変わりました。CLRも劇的に変わって、ジェネリクスはほんとに助かりましたね。

Team Foundation Serverも大きく更新され、現在の基本となる機能はほとんど入ったはずです。Test Managerとかは便利です。

Visual Studio 2012

末尾に2とつくリリースは鬼門なんですかね?2002以来のポイントリリースって感じでした。IDEは少し良くなりました。.NET的には4.5がサポートされ、async/awaitが非常に便利でした。

Visual Studio 2013

ようやく実用期というリリースですね。

Visual Studio 2015

現行バージョンですね。.NET 4.6~4.6.2がリリースされて、.NET Core時代の幕開け…になりますかね?

In the Future

今や無償版にとどまらず、macOS用のVisual Studio for Mac, クロスプラットフォームのVisual Studio Codeまで出て、MS発のC#, VB以外にも多くの開発環境をサポートするIDEの基盤として、.NETおよび、Windows上の最良の環境としての発展を楽しみにしています!

(独り言).NET Core Toolsこれで安定するかな…