Azure DevOps Sprint 253(また一つとんだ?)のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。
以前からあったAzure DevOps OAuthが2026年に廃止されることが決まったそうです。Entra ID OAuthに移行してください、ということですが、Entraとついている通り、まだ個人用MSアカウントをサポートしていないのだそうです。なので、拡張機能などで両方の認証をサポートする必要がある場合もうちょっと待たないといけないようです。
GitHubにあったようなLanguage Tagが消えるそうです…ま、使って(略)。
GitHub Advanced Security for Azure DevOps(GHAzDo)ではパイプラインが実行されたリポジトリに対して結果を出力していました。大体はこれでいいのですが、パイプラインとレポジトリが分離されていた場合、これでは困るということで、ソースコードのレポジトリに発行できるようになりました。YAMLの修正が必要ですので要注意。
GHAzDoのWebhookがやっとサポートされました。プライベートプレビューなので、要申し込み。欲しかったんですよね。今までは自分で前回結果と比較してとかやらざるを得なかったのですが、これで楽になりそうです。
Azure Pipelines(GitHub Actionsも同じ)のイメージが更新されます。毎年更新されるmacOSはともかく、今年はUbuntu, Windowsも更新されます。それぞれ時期は違いますが、latest
のOSバージョンや関連ツールが更新されるので気を付けてください。Arm64も欲しいな(ボソッ)。
Workload Identityで接続している場合、フェデレーションの資格情報の形式を変更しているそうです。既存には影響ない、とのこと。
Gradle 8.0をサポートする新しいタスクが作られました。SonarQubeで解析している人たちは設定が拡張機能に移動したので、ご注意を。
今まで例えば手動実行などで特定のAzureのリージョンにだけリリースしたい、入力では誤りがあるかも…という課題がありました。stringList
という型が追加されたおかげで、明示的に選択できるようになります。ほかにも条件指定して、スキップさせるとかいろいろ夢が広がります。
ステージ実行させたユーザーのIDが取得できるようになったのもありがたいですね。
テストカバレッジ結果のサポートが増えたとか、カバレッジレポートのcjsonが生成されるようになったとかもありがたい。細かいですが、Test Plan改良続いてちょっとうれしい。
ではまた三週間後(だといいな…)。