kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

QNAP TS-453Dを買った

はじめに

サーバーの一台が不調でリプレースしようかと思っていたのですが、もうNASでもいいかなというところでいろいろ調べました。SynologyかQNAPのIntel CPUのモデルにすることは決めていたのですが、どちらにしようかと悩んでTwitterでアンケートとったらまさかの同数という😅。知人ではSynologyが若干多いようでしたが、QNAPにしました。

QNAPの価格割と毎日ウォッチしていたのですが、Amazonではすごく変化して面白かったです。一番高い時で67000円で、最安値で60000円ちょっとくらい。在庫が減ると値上がりして、残り10個切ったくらいから露骨に上下していました。ヨドバシで買おうかなと思っていたのですが、在庫ないんですよね…ヨドバシがんばれ。

www.qnap.com

  1. Active DirectoryのDCができること
  2. AD対応のDNSが使えること
  3. ある程度継続してファームウェア更新があること
  4. クラウドサービスと連携できること
  5. macOSのTimeMachine対応

まぁこの時点でほぼQNAPかSynologyの二社に限られちゃいますね。2ベイか4ベイにしようか迷ったのですが、結局4ベイにして3ベイだけ埋めています。同時購入できるのが3本までだったのもあるのですが。世間ではメモリ16GBにしている人も多いようですが、そこまでいろんなもの動かす気はないので、保証されている8GBまでにしました。

今ローカルでドメインコントローラを2台VMで動かしていますが、このうち古い(2012R2)ものを廃止、代わりにTS-453Dを追加のドメインコントローラにしています。DHCPとDNSはもともとYAMAHAのRTX830で動かしていました。

この前不調だったDCを廃棄していろいろエラーを修正したので、さすがにもう問題なくなりました。Azure Backupと連携できないのは残念ですが、Blobへのコピーはできるので設定しています。

macOSとの連携

macOSのTimemachineってSMB3でアクセスしてるんですね。AppleTalkじゃないとダメなのかと思ってました(割とマジ)。今は割とバックアップなくてもいいのですが、それでもあるとやっぱり安心です。

ファイルアクセスも問題ないので、ファイルの受け渡し楽になります。とはいえほとんどOneDrive経由の受け渡しなのですが。家庭内でも太平洋超えて受け渡し😅(コンシューマー版)。

管理面

レビュー見るとうるさいという話はありましたが、ほとんどHDDのアクセスでしょうね。不快な音ではないので、おいているところの差もあるでしょう。

サーバーごとの管理は専用のWebからですが、複数のQNAPを管理するためのツールもついてきます。起動するたびにSMTPの設定しろとうるさくて、パスワード入れるのやだなーと思っていたのですが、今時のNASはちゃんとOAuthで認可するんですね。GMailやOutlook(BusinessもどちらもOK)はパスワード指定することなく設定できて非常に楽でした。

あ、SMTPリレーできるのかな。できたら助かるんだけど。Docker使ってsmtp建てるのもいいけどなーうーん。

qnapcloudというサービスを使えば自宅外からアクセスできるような設定もできるようですが、正直現在ではほとんど意味ないかなと思っていて、当面設定するつもりはないかな。

2.5Gbpsサポートしているし、サーバーも一台対応しているし、今後のPCも対応していそうなので2.5Gbpsのハブへリプレースしようかな。発熱と消費電力次第ですけど。

消費電力もサーバーとはだいぶ違うのでこれから部屋の暑さが少し和らぎそうです。