2015-May 15 Release Notes | Visual Studio Online
5/15にVS Onlineの更新がかかりました。しかしテナントによるようで、まだ私のテナントにはどの機能も来ていないようです。古くからやってるからかなー。
ビルドプレビュー機能一般公開
従来のビルドとは別のビルドシステムが一般公開されます。この機能は従来XAMLを書いていたようなケースの多くでXAMLが必要なくなり、GUIでバッチやPowerShell,Shell(bash)を登録したり、XCodeやAndroidのビルドも可能になっています。
Azureの仮想マシンにビルドキューを投入しているそうです。初期のプレビューでは書くサブスクリプションに含まれる60分の枠には入らないそうです。
このプレビューではパブリック、プライベートいずれのGitHubリポジトリのビルドを行うことが可能です。
GitHubのリポジトリにフックを仕掛けてCIを設定しておけば、コミットしたときにビルドを行うということも可能です。
詳しくはビルドの解説ページを見てください。
バックログナビゲーションの更新
バックログ画面をオーバーホールしたとのことです。親子関係を見やすくツリー上になりました。バックログ画面から子供を追加するということも可能になりました。
ツリー画面から上下に優先度を入れ替えることも可能になっています。
UIがだんだん使いやすくなっていていい感じです。
ポートフォリオバックログレベルのオプトイン
バックログ画面にどの階層(Featue,Backlogなど)まで表示させることができるのか選択できるようになります。
これも便利ですね。
プロセステンプレートの更新でSAFeのサポート
Scaled Agile Framework(SAFe)の一部をサポートしたので、作業項目(Workitem)に作業終了日、作業量といったいくつかの項目が追加されます。
Epic作業項目は新しいオプションのバックログレベルになります。希望すればいつでもこの機能は有効/無効を切り替えることが可能です。
SAFe関係の更新に関しては別途ブログで解説しているので、読んでください。
オンプレミスのTFS2015にもこの機能は提供されます。
カンバンとタスクボードの改善
独自のフィールドをカードから直接追加できるようになった
最初と最後のカラムを折りたためるようになった。
最初のカラムをフィルタリングできるようになった。長期間にわたるようなバックログで使える。
ブランチポリシー
Gitプロジェクトの改良が行われ、ブランチにポリシーを設定することが可能になりました。ポリシーを有効にすると、ビルドが失敗するようなpull requestのマージが許可されなくなります。
同様にコードレビューポリシーの設定も可能になります。最低レビューを受ける人数を指定すると、pull request時に指定された数のメンバーのレビューを受けなくてはならないようにすることができます。
VSOのGitリポジトリでOAuthをサポート
そういうこと。サードパーティツールが使えるようになります。vs.codeかvs.code_writeのOAuthスコープが使えます。詳しくはこちらを見てください。
Authorization using OAuth 2.0 | Visual Studio Online REST APIs
PowerBIのソースにVS Onlineが使用可能に
//BUILDでも発表がありましたが、Power BIの入力ソースにVS Onlineが使用可能になりました。少し前から使えるようになってますね。