id:kkamegawa:20081126:p2と昨日書いたとおり、南青山にあるOracle社へ訪問して、マーケティングの人とOracle XEについていろいろ話してきました。Microsoft MVPだっていったら追い出されるかもしれないとか思ったのですが、杞憂でした(笑)。
テーブルを二つに分けて、私は4人席で二時間弱お話してきました。参加者はOracle XEの記事にはてなブックマークしていた人から、はてなダイアリーで日記をつけ、さらにプロフィールにメールアドレスを書いている人…ということで簡単にフィルタできてしまったそうです。いまはブックマークのためだけにはてなのIDとっている人も多いですしね。
- Oracle XEを押し出すとStandard Edition Oneの売り上げが下がるんじゃないかと心配されていた
- 参加者一同「それはないだろう」。日本人の特性としてサポートないものには抵抗がある
- MySQLなどのオープンソースものと比較すると、露出が少ないことがあるのではないか。MySQLははてなやmixiなどの大きなサイトでの事例紹介もあるし、雑誌でも寄稿される方が多い。逆に言えば、そういうのをやらないと誰も使わなくてノウハウがたまらないから
- 私としては、ネットワークから切断された上体のスタンドアロンでSQL勉強用に使うのはあり。パッチが公開されていない状態では怖すぎる。
- XEをいざ使おうとしても、はてなブックマークを集めた記事のように、そもそも入手方法がちょっと壁。インストールそのものはOracle 10gと比べて格段によい。というか、Oracleのインストーラーは伝統的に出来がよくない。
- MySQLやPostgressで作ってもOracleへの移行パスがないのはちょっとネック。それならば移行パスを明示するということでXEをいうのはありかもしれない。
- USのOracle Open WorldではXEを使ったセッションもあったんだそうだ。そもそもUSではSIerではなく、企業内の開発者がライセンスの都合で使うもの。SIerが多い日本では評価などのためにそもそも買っていたり、客先で使ったりするので、ライセンスの心配がさほどない(かもしれない)。
- Oracle向けVSTS for DBがほしい(XEとは直接関係ないんだけど)
参加者のみなさん独特のキャリアをもっていらっしゃって、なかなか楽しかったです。お土産としてはてなBookmarkのノベルティボールペンをもらってしまいました。