VSUG BOF
VS 2008 IDEのShell Modeを使ってVS SDKよりももっと広範なことができるのか、ちょっと聞いてみたけれど、もうひとつ心に響くネタが出てこなかった。平井さんのVSTS
あんな笑いの取れるデモを仕込みにくいソフトでどうやって笑いをとるのだろうと思っていたけれど、やはり派手な仕込みはできにくかったのか。一人でTeam Foundation Serverを使っているのが私だけじゃないとわかって安心(?)。
.NETの動的言語への取り組み
タイトルだけ聞くと概要よりの話に見えたけれど、かなり実装よりの話。ASTがどのようになっているかのデモを交えながら。どこ見ればASTが見えるか具体的な例を教えてもらえたので、ちょっと助かる(^^;。LINQ Hands on
テキストにこういう構文があって(LINQ to SQL)、var books = from c in db.titles where c.type == "Business" select t;
実際の抽出したデータは
title, business, 12.99,... title2, business, 29.99,...
となった。あれれ、typeは完全一致じゃないの?と思ったら、LINQ to SQLでは単にSQLへ変換するだけなので、照合順序はSQL Server(正確にはデータベース側)に依存するそうだ。今回はたまたま大文字小文字を同一視するという設定になっていたからヒットしたそうな。
じゃあさ、これはどうなるのよという疑問が沸いてきたので、演習そっちのけで試してみた…かった。
Culture cul = new Culture("fr-FR"); var books = from c in db.titles where String.Compare("Business", c.type, true, cul) == 0 select t;
時間切れでちょっと無理だった。フランス語をデータに入れる方法思いつかなかったし(^^;。演習終了後、出口で他の人を待っていたら、たまたま波村さんが通りかかったので聞いてみたら、やっぱりLINQ to SQLではこういうのはサポートされないそうだ。もちろんLINQ to Objectでは純粋にCLR内の出来事なので、カルチャを利用して期待通りのデータが抽出されるとのこと。