kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azure DevOps 2018/10/22の更新

遅くなりましたが、Azure DevOps Sprint 142のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

今回もいろいろ目玉となる新機能があります。作業項目の添付ファイルが容易になること、世の中の流れに乗ったダークテーマのサポート、カスタムビルドコンテナーのサポート、App ServicesのRun from Zipの標準サポート、Pipeline Artifactsのパブリックプレビュー、複数のAzure DevOpsをまたいだ作業項目の依存関係整理、コミットの関連付けの強化、どれも非常に便利ですね。

qiita.com

Azure DevOpsアドベントカレンダーも用意しましたが、今年は参加してくれる人いるかなーと思ったけど、参加者0*1。また一人で書く羽目になるのか?お気軽にどうぞ。

ではまた三週間後。

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*1:´・ω・`

Azure DevOps 2018/10/1の更新

三週間と思っていたのですが、前回のSprint 140から二週間くらいなので、やっぱりAzure DevOps Launchから三週間後、考えると今回のSprint 141はしっくりきますね(どうでもいい話ですが)。

今回のSprint 141のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

Azure PipelinesがAzure Policyと統合されたのはエンタープライズ向けには便利な機能だと思います。VMのデプロイもめんどくさいことが多いんですが、これも便利になったのはうれしい。

あとはPipelinesへのビルドキュー投入が早くなったのはいいですね。今まで無意味に数分待つことが多かったので、もうちょっと使ってみたら実感するかもしれません。

Gitのクロスプラットフォームでのファイル名の非互換をブロックできる機能も便利です。ちょっと前、Gitの脆弱性でsubmoduleで : (コロン)がつかえてしまったために、意図しないhttpリダイレクトしてしまうというものがありました。Windows(NTFS)ではコロンは特別な意味を持つので、この脆弱性の影響は受けなかったのですが、こういうファイルがあるとWindowsではcloneできません。事前に抑止できるのはいいことです。

Remediating the October 2018 Git Security Vulnerability – Microsoft DevOps Blog

個人的に最大限に便利だと思っているのはMSアカウントのAzure DevOpsにAzure Active Directory(AAD)のユーザーが招待できることになったようです。今までMSアカウントのVisual Studioサブスクリプション特典で作ったAzure DevOpsにAADのユーザーを連れてこれませんでした。しかし、現在のポリシーではAADに使ってしまった会社のメールアドレスでMSアカウントが取れないので、悩ましいところでした。

Azure DevOpsをAADベースで動かすようにする変更もできることはできるのですが、大変難しく、失敗するとサポートのお世話にならざるを得ません。AADベースで動かすとO365(Teams)との連携も容易なので、便利ではあるのですが、そこまでしたくないという人には大変便利です。

ではまた三週間後。

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.NET Conf関西 2018開催しました

台風25号の襲来が危ぶまれる中、.NET Conf関西2018無事終了しました。ご来場の皆様、お手伝いしてくれた皆様、スピーカーの皆様、場所の提供および、セッション実施してくれた日本マイクロソフト様ありがとうございました。

前日のお昼くらいまで開催するか悩んでて、だいぶそれそう&遅そうということで開催決定しましたが、ほんと気が気じゃなかった。懇親会はお店の都合もあるので、早々にキャンセルを確定したのですが、会場はね…うーんという感じでしたが、できてよかったです。.NET Confといいつつ、.NET色がほとんどないのはいいんだか悪いんだか(汗)。

connpass.com

私はLTということで、VSTSあらため、Azure DevOpsの違いについてちょっとお話させてもらいました。たぶん12月から1月か2月でAzure DevOpsのイベントやろうかなぁと思っていますので、決まったらぜひ参加してください。

来週は東京で.NET Confがあります。こちらもぜひどうぞ。

csugjp.connpass.com

Azure DevOps 2018/9/20の更新

前回の更新がSprint 140だと思っていたのですが、今回が140でした。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

今回からAzure Pipelineでコンテナーが正式に提供されました。見えていたので、使っていた人はいると思います。Windows版もあります。自分でベースイメージを選べることはできないようですが、今後もしかしたら増えるのかもしれません。今のところhosted xxと同じものが入っているものだけ提供されているようです。

Wikiの編集機能の強化、Azure Artifacts(旧Packages)でUniversal Packageの提供が始まりました。Universal Packageとは、npmやnugetの実行、ビルド用のバイナリだけではなく、3Dオブジェクトやテクスチャ、Deep Learningで使う学習モデルなどをパッケージして、バージョン管理できるようにするというものです。

Gitのレポジトリは巨大になると正直つらいので、こういうものはコードとは別のレポジトリに置いといて、そちらでパッケージングして、コードのレポジトリでAzure Artifactsを参照するという使い方が考えられます。

大きくなりがちなデバッグシンボルの圧縮もうれしいですね。

ではまた三週間後。

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