この記事で紹介されていた、Microsoft LoopとGitHubの連携が試せるようになっていたので、ちょっと試してみました。結論から言えば思っていたのとちょっと違う。ただ、特定の期間内(例えばスプリント)のタスクが決まっていて、トラッキングもしくは割り振りをするならばこれでもいいかと思います。
まだ私のところには来ていないですが、Azure DevOpsの連携するなら普通にTeamsのタブに統合した方が使いやすいと思います。やってみましょう。
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コマンドにGitHubがあるので選択します。
OAuthの認可ダイアログが出るので、承認します。今のところOrganizationレベルはサポートしていなくて、インポートする本人の権限でGitHubのレポジトリの参照ができます。承認すれば(間違ってSS消しちゃったので省略)、自分に権限のあるレポジトリが表示されるので、選択します。
選んだissueもしくはpull requestの情報がインポート
されます。assignとmilstoneは同期されます(LoopとGitHubが双方で同期)が、それら以外の項目は同期されません。例えば、issueが増えたとしてもこの一覧には追加されませんし、issueクローズしてもここから消えるわけではありません。あくまでも「その時点の」インポートです。
こんなissueがオープンであったとします。
wontfixラベルを付けると
Loop側に同期されます(逆も同じ)。
個人的にはGitHub issueの状態が双方に連携して自動更新されるのかなと期待していたのですが、「あるタイミングの」issueもしくはpull requestのリストをインポートするというものなので、用途としてはやはりProjectで管理されているroadmap的なissueのリストの状態がどうなっているのか期間単位で共同編集したい、という形でしょうか。
インポートしたissueのリストはLoop側で好きに編集できるので、チケット単位で例えばサブページを作って実装の資料をLoopで管理して、ディスカッションするとか、会議やドキュメントを張り付けていくといった使い方を想定しているのかなと思います。
個人的にはちょっと違っていましたが、こういう使い方がLoopらしいのかなと思います。使えるようになっていれば試してみてください。