kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azure コンテナー レジストリを使う

azure.microsoft.com

Azureのサービスの1つ、コンテナーレジストリサービスを使って自前のイメージを管理しましょうという話。Docker hubでもいいのですが、広く公開するものでもないし、あちらは無料だと一つだけ(9/7現在)なので。

今回はクロスプラットフォーム用のAzCopyイメージをAzureコンテナーレジストリに登録します。なんでかというと、まだ公式イメージがないから自前で用意するしかないからです。

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Azureポータルからさくっとコンテナーレジストリを作ります。Azureストレージアカウントも作られます。ここで「管理者ユーザー」を「有効にする」を選んでおきます。

ユーザー名とパスワードが表示されます。このユーザーとパスワードでdocker loginします。

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パスワードがあるので、docker pullしても、認証がないよと言われます。

docker login ログインサーバー

ユーザーとパスワード聞かれるので、このブレードにあるユーザー名とパスワードを指定すると、ログインできます。

docker pull ログインサーバー/imagename

これで普通にpullもできました。お値段はストレージアカウントの料金と転送料だけなので、自分で作った公開しなくてもいいかイメージを管理するために便利です。

もちろんVSTSでも使えます。

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DockerタスクでContainer Registry TypeをAzure Containerを選んでください。Servicesに登録しているAzureサブスクリプションからコンテナーレジストリを登録しているサブスクリプションを選択してください。