この記事はAzure DevOpsアドベントカレンダー25日目の記事です。
いつも書いているまとめ的な奴ですね。Copilotにもまとめさせてみましたが、やはり大きくは3つです。
- セキュリティ強化
- プラットフォームモダナイゼーション
- GitHubとの相互運用強化
セキュリティ強化
リリースノートにセキュリティ強化という項目が出てこないときはないくらいセキュリティ強化が行われていました。Azure側ですが、Defender for Cloudのエージェントレススキャンも入りました。
OAuth アプリ新規登録停止(sprint257)や SNI 必須化(sprint257、CAE(継続的アクセス評価sprint 260対応など、地道に改良が続きます。
地味ですが、パブリックプロジェクトの廃止sprint 260も大きな出来事でした。GitHub買収後もう廃止するよなぁ、と思っていましたが、やはりその通りになりました。新規に作れなくなるだけで今あるプロジェクトはそのままのはずです。
EntraのOAuthスコープ、PAT作成ポリシーなどもsprint 257提供でした。
GitHub Advanced Security for Azure DevOpsも継続的に強化が行われました。ほとんどはGitHubへの追従(課金分離、対応言語やビルドレススキャンなど)ですが、Pull Request アノテーションsprint 251、Service Hook対応sprint 258などの強化も順調に行われています。Work Item関連付けsprint 264などの強化も入りました。
特にWork Item関連付けはリリースされた時から要望していたので、ようやく3年越しという感じです。DevSecOpsを「しぶしぶやる」ではなく、「やることが自然なワークフロー」へ移行しているようです。
プラットフォームモダナイゼーション
3年越しではありますが、ようやくAzure BoardsがReactベースの最新プラットフォームに移行しました。ちなみに前はjQueryだったはずです。私はプレビュー時点からずっと新しいほうのBoardでした。
TFVCもいいところはあるんですが、やはりGitの波には逆らえないというか、廃止が決まりました。もう新規では作れなくなっていますが、移行せざるを得ないようです。レポジトリへのアクセスはまだできますが、移行しましょう。
Managed DevOps poolという目新しいものもできました。これはMicrosoft内部で使われていたものが評判よかったので外部リリースにしたそうです。GitHubのAzure VNET Integrationと違って、VNET Peeringを使わない(VNETへの委任を使う)ので、安定とコストで有利なはずです。self host runnerでいつも付きまとうカスタムイメージ作成から解放されるのも大きいですね。VMSSよりも柔軟にスケジュール設定ができますし。
hosted agentもWindows Server 2025, macOS 15と更新されました。自動的に古いOSは廃止されます。クラウドサービスの宿命ですが、プラットフォーマーの変更には粛々とついていくしかないですね。
Test Plansも昨年4年くらいの眠りから覚めて改良がおこなわれ、今年はほぼ全部のsprintで何らかの修正が行われたのもびっくりです。Artifactsもよろしく。
Azure DevOps serverも年号が取れたものがリリースされました。これからは四半期に一度程度定期的にパッチリリースするのかな。最新環境への追従もやりやすくなるので、歓迎…となると思います。
GitHubとの相互運用
Copilotが唯一もらえないプロダクトだと思っていましたが、なんとCoding Agentが提供されました。割とGAまで早かったですが、Coding AgentそのものはGitHub側だからそんなに、ということなのでしょうか。Reposではなく、レポジトリはGitHubで管理しなくてはならないですが、チケットだけというところはまだまだあると聞いてますので、そういう人向けでしょうか。
それを反映するかのようにsprint 252で、GitHub Enterprise CloudユーザーにAzure DevOps Basicライセンスが提供されるようになりました。
あと、MCP Serverも一般提供開始されましたsprint 264。今までめんどくさかったsprintの設計とかいろいろMCP Server経由でできるようになってうれしいです。ツールの数は何とかならんかと思うのですが…Azure, Azure DevOps, GitHubとかやるともう128超えますし。
2026年に向けて
Copilotが提供されない(AI機能は直接組み込まない)ことはわかっています。多分ものすごいことが起きない限りこれは変わらないでしょう。でもやはりAIを組み込むポイントは欲しい(例えばBoardsのチケットをAIでリライトしてほしい)ので、そういうところでGitHub Copilot, GitHub Modelsなどを呼び出せるようになると嬉しいですね。
GitHub Advanced Securityもセキュリティが優先事項なので継続的に投資されると思います。ワンクリックで有効化できるようになったし、クエリパックももうちょっと書いていきたいですね。
GitHubにはいまだにテスト管理機能がないので、Test Plansも引き続き改良されそうで一安心です。PipelinesもGitHub ActionsはGitHubでしか使えないので、どちらでも使えるPipelinesはほどほどに機能強化が続くのではないかなと思います。Azure デプロイはPipelines楽なんですよ…認証とか。
今はセキュリティと両方やっていますが、本業(?)はやはり開発ライフサイクルなので、来年も引き続きよろしくお願いいたします。おそらく年明けしばらくしてsprint 267出るのかなと思っています。