MSDNにはAzureの使用特典枠があります。2015/1/17現在でこんな感じ。
概要: MSDN サブスクライバー向けの Azure の特典
- Professionalで5500円
- Premiumで10500円
- Ultimateで15500円
使わなかったり、使っても一部だけ…という人はもったいないということで、一か月使っても大丈夫かなーという感じのものをご紹介。
Azure VM
やはりこれでしょうか。BASIC A2インスタンスを一か月立てっぱなしにすると、大体1万2千円くらいは行きます。ストレージへのトランザクションもあるので、立てるソフトによってはもう少し行くかもしれません。
BASIC A2だとSQL Server入れたちょっとしたソフト入れても大丈夫です。私はTFSの評価をこのインスタンスでやってます。一万円も使われたくない場合や9時17時だけあればいいみたいな場合はAzure Automationと組み合わせて、任意の時間に上げ下げするようにすればいいんじゃないでしょうか。
Cloud Services - Automation | Microsoft Azure
Azure Site Recovery
AzureでHyperV仮想マシン(SCVMMは必要なくなりました)のバックアップをとります。Client Hyper-Vは未確認。オンプレミスからAzureへの場合、大体7000円くらいかかります。料金表だと5500円となっていますが、ストレージトランザクションが発生することと仮想ネットワークを作る必要があるため、この料金では収まりません。
Cloud Services - Site Recovery | Microsoft Azure
ストレージも確かジオ冗長で作らないといけないはずです。
Azure Backup
Azureにローカルマシンのバックアップをとります。こちらはクライアントOSでもOK。一日最大三回までバックアップ時間を設定することができ、Azure内にどの程度の世代保持するかでAzure内の使用料金が決まります。GBあたり20円くらいなので、割と入れても大丈夫かなと思います。
ストレージ料金は日割りされるので、数日様子を見て、使いすぎとか思ったら、保持期間を変更すればいいんじゃないでしょうか。100GB保持しても2000円くらいですね。私はSQL Serverのバックアップデータの保存先や消えちゃ困るデータの保存の予備に使ってます。
OneDriveももちろんいいですね。for Businessも履歴がありますし。Azure Backupはファイルサイズの制限がないので、この点も便利です。
Cloud Services - Backup | Microsoft Azure
せっかくあるんだから、こんな感じに無駄なく使いましょう!もちろん組織で割り当てられている場合は、組織のポリシーに従ってください。