教えてもらって知ったのですが、AzureのギャラリーにTFSのテンプレートが登録されていました。マーケットプレイスからTeamで探すと出てきます。
ギャラリーTeam Foundation Server 2013を選択するとライセンス情報が出ています。ギャラリーにあるものは評価版なので、ライセンスは契約者自身が用意する必要があります。SQL Serverも入っていないので、以下の三つから選択します。
- AzureにあるSQL ServerのIaaSを使う
- 内蔵されているSQL Server Expressを使う(ただしデータサイズは10GBまで)
- MSDNサブスクリプションの権利に含まれるSQL Server Standardを使う
IaaSのSQL Serverを使うと湯水のように課金が飛んでいくので、手間ですがMSDNのSQL Server使ったほうがいいかと思います。
インストールするときはできればドメインを指定してシングルサインオンできるようにしたほうが便利です。NTLMではなく、Kerberosにすればいいのかもしれませんが、NTLMではFQDNアクセスしてもReportingサービスのURLにアクセスできませんでした。
Standard A2を選んでいますが、評価であればこれでも十分です。SQL Serverを入れても数十人程度のチームであればおそらく問題ないでしょう。ディスクの性能がちょっと足りないかもしれませんが。
Team Foundation Server のシステム要件
インストールすると、トライアル版のライセンスであることがかかれています。Update Licenseをクリックするとライセンス入力情報が表示されるので、MSDNなどでもっている25桁のキーを入力するとOKです。
Team Project CollectionやReportingの設定は行われていません。その前にSQL Serverをインストールしてから実施しましょう。
この辺は普通のTFSインストールと変わりません。
ちなみにTFS 2013をインストールしたこのインスタンスが使用可能になるまで三時間以上かかっています….NET 4.5.2とか入れているからなんでしょうか?手動でインストールすると何回か再起動がかかるので、その分楽といえば楽ですね。ほっとけばいいし。
入っているTFSは英語版なので、注意してください。Web UIなどでアクセスすると、ちゃんと日本語が出てくるはずです。