今日やっと届きました。分厚く第二版の730ページほどから910ページと大幅増ですが、本の分厚さはあまり変わりないように見えます。重さも。

プログラミング.NET FRAMEWORK 第3版 (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: Jeffrey Richter,藤原雄介
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/02/03
- メディア: 単行本
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まだ目次を見ただけですが、1〜23章は大きく違うようには見えません。追加された章、入れ替わった章もありますが。
たとえば、17章のデリゲートではC#のシンタックスシュガーを紹介していますが、第二版から一つ減ってます。これ、マルチスレッドのはなしだったので、TPLでいいじゃんってことで原文で削られたんでしょうかね?
Code Contractの解説も原文の時期から考えると早いですね。どうでもいいけど、このCode Contractのところ、文章長い…読むのがつかれそうです。
dynamicの解説も追加されています。dynamicプリミティブ型って表記は見たことがなかったのですが…英語だと、Dynamic primitiveってなっているんですね。なるほど。
意外だったのはランタイムシリアル化、第二版で解説されていなかったんですね…気づきませんでした。残りの追加された150ページほどはほとんどマルチスレッド関係。序文でも「本書にスレッド処理の情報を全部含めようと思った」と書かれているので、その力の入れようが。じっくり読もうと思います。
訳者が変わったことと、.NETの訳語が安定した(のかどうか知りませんが)、訳語が今のMSDNライブラリ風になった印象です。いいか悪いかはわかれるかもしれませんが、とりあえず読みやすいです。