やはりアンマネージドがなかったのが…(しつこい)。
パラレル話
去年のTechDaysとあまりかわらないような。ネイティブでは分析機能がうまく動かなかったんだけど、さすがにマネージドコードではうまく動く。ランチセッションでIntelさんの並列支援機能Parallel Studioの話を聞いたんだけど、さすがにネイティブコードでちゃんと動く。XLsoft エクセルソフト : インテル ソフトウェア開発製品 (Intel Software) - アップグレード
Parallel Advisor Liteってのもあるのね。Liteはしらなかった。Liteは登録だけで使えるのかな?使えるならありがたいけど…。
Intel® Advisor XE 2013 | Intel® Developer Zone
ジニアスによるAzureデモ
Azureのデモって見栄え的に受けがよさそうなものは多くない。それでもちゃんと見せるデモになっているのはすごいです。デモは平井さんが作って使っていた、四人で囲んでやるゲームの日程調整&スコア記録でi-mode対応。その場でSQL ServerベースのWebアプリケーションをAzureにデプロイ&SQL Azureへ移行するというもの。データは3000レコードくらいだったけど、SQL ServerからSQL Azureへは結構早い。接続にはSQL Server 2008 R2のManagement Consoleを推奨だそうな。SQL Serverは英語のColletionで動作しているので、テーブル作る際にはJapanese_CI_ASとか日本語のColletionにしましょうと。UTCで記録しているので、JSTベースのアプリは注意。クラスタ化インデックス必須…と。あと、いろいろ移行に関して注意点がまとまっているページがあるそうだけど、作成用のSQLをパースして注意してくれるようなアプリとかあってもよさそう。
Azureのワーカープロセスのソースで「一定時間ごとにxxをする」という動作のソース見るたびにこんなのが出てきて…。
while(true) { Thread.Sleep(3000); //なんちゃら }
なんかこう、昔のWindows 3.1でメインスレッドとめている姿を思い出して背中のあたりがむずむずします。属性とか定義して、指定した間隔で呼び出してもらうようなものにならないんですかね?勘違いしてる?
VS2010でアジャイル開発
Test Centerすごいね。今まではExcelにテスト項目一覧書いて、チェックして…ってやってたけど、そういうのを一元管理してくれる。VS2010ではコードを修正すると影響のあるテストを自動的に列挙してくれる。もちろん全テストやってもいいんだけど、大きな開発でまずは最小の範囲を調べるというときにはよさそう。UMLからコードの生成しないってのはちょっと意外でしたが、UML上の項目から作業項目を関連付けることもできるそうな。あーそこまでやるなら作業項目の登録を必須にできるかどうか聞いてみたけど、未確認だが作業項目登録必須にはできないかもという話でした。設計図とかい離しちゃうからできればほしい。
.NET 4時代の言語の説明
荒井さんのいつも通り、スライド枚数ぶっちぎりセッション。動的言語であるIronPhython,IronRubyからC#のオブジェクトを呼び出すデモをしよう…としたら、失敗。なぜかといえば、デバッグバイナリを実行していたためにIntelliTraceが有効になっていて、全部そっちに取られていたんだそうな。TechDays へ参加した皆さんへ - 荒井省三のBlog - Site Home - MSDN Blogs
VS2010を使う時の教訓。
- デバッグ版を使わない
- IntelliTraceがないエディションを使う
- x64のOSを使う(IntelliTraceが有効にならないから)
dynamicを使うときの注意点とかとか。dynamicがキャストだから、dynamic型に入れるときはそもそもキャストしちゃだめよとか、IronRubyとC#を混ぜて使う時なんかはどこに動的言語を糊付けの糊として使うか気をつけましょうということでした。