NDependのことをかこうと思ったのですが、Update2 CTP3が公開されたので予定を変更して。
February CTP for Visual Studio Update 2 - Microsoft Application Lifecycle Management - Site Home - MSDN Blogs
CTP3が出ています。TFSとVisual Studio本体、IntelliTrace Collector,Remote Debuggerなど。日本語版はVS本体だけかな?CTPなので、プロダクション用(本番提供用)のバイナリの生成はできません。たとえば、TFS 2012もCTP2からCTP3へのアップグレードはできません。消してやり直しになります。CTP3での新機能紹介。
Fakes FrameworkがPremiumでも有効になる
このバージョンからFakes Frameworkが正式にPremium Editionでも有効になるそうです。テストマネージャーでテストケースの複製が可能
テストマネージャーですでに用意しているテストケースの複製が可能になります。これほしかったんですよね。今までなんでできなかったのかと…。HTML and JavaScriptプロファイラー
HTMLとJavaScriptのプロファイラーがついた、そうなのですが、これWindowsストアアプリケーションのみですよね…?ちょっと重いプログラムないかなーとサンプル探したんですが、うまいのがありませんでした。Webベーステストの一時停止が可能に
なりました。テスト実行する時、一時停止してそのあと再開させることができます。何もこれはほんの数秒とか数分といったことではなくて、数日数週間でも中止でき、マシンの再起動、別のマシンでの実行でも問題ないよ!ということだそうです。試してみたい。Webベーステストに何もいらないよ
Webベーステストを実行するときにテスト対象マシンには何も追加インストールする必要がなくなったそうです。今まではTest Managerをインストールしておく必要がありました。これは環境用意のストレスがずいぶん下がりますね。Gitサポートの強化
TF ServiceのGitが変わったことに伴い、Visual Studio Tools for Gitが更新されました。VSの拡張機能に入れている人は更新がかかっていると思います。TFSの今更気づいた余談
TFSの更新をしていて、こんなのあったかな?と今更ながら気づきました。Server Database Labelという項目があります。これはTFSのセットアップで「詳細」を選ばないと出てきません。何かというと、一台のSQL Serverで複数のTFSのデータベースをサポートするために、つけるprefixを指定します。
たとえば、ここが空欄だと下にあるようにTfs_Configuration,Tfs_Warehouse,Tfs_Analyticsというデータベースが作られます。
しかし、このServer Database Labelにkkamegawaと指定すると、Tfs_kkamegawaConfiguration,Tfs_kkamegawaWarehouse,Tfs_kkamegawaAnalyticsという風に異なる名前のデータベースが作られます。これによって、一台のSQL Serverで複数のAP層をサポートすることができるようになるということですね。プロジェクトコレクション(DefaultCollection)はもともと別のところで名前を指定するので、重複する問題は起きません。気づいてなかった(^^;。