kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

VSTSの新ビルドにゲートチェックインが追加

先日のVSTSの更新で新ビルドシステムでもやっとTFVCのゲートチェックインが復活しました。やってみましょう。

f:id:kkamegawa:20160226065549p:plain

ビルド定義のTriggersにGated Check-inがあるので、これを有効にします。フォルダ配下で特定の範囲にチェックインが行われた場合、対象にすることができます。

f:id:kkamegawa:20160226065545p:plain

ゲートチェックインが有効になると、ビルドを開始するとこのようにメッセージが出るようになります。以前と同じですね。

f:id:kkamegawa:20160226065548p:plain

ビルドが失敗するとチェックインが拒否されます。

f:id:kkamegawa:20160226065550p:plain

こんな風にビルド結果も失敗したと出てきます。余談ですが、ここ数日Test Resultsがアップロードできなくて、こんな風にテスト結果が可視化されず、すごく悩んでました…たぶんVSTS側の問題だったんでしょう。

f:id:kkamegawa:20160226065546p:plain

しかし、ビルド履歴はSucessのままです。これは直近のチェックインが成功したビルドステータスをもとに表示しているためです。

f:id:kkamegawa:20160226065547p:plain

チェックイン履歴を見ても、今日のチェックインは行われておりません。これでTFVCでも安心して実行できますね!

Visual Studioのテスト、リファクタリングについて喋ってきました

TFSUGのイベントでVisual Studio Online,Team Foundation Serverが提供するテストおよび、Visual Studioが提供しているリファクタリング機能について喋ってきました。リファクタリング、テストに加えて概要で3つになります。概要は前回からの差分でよかったんですが、2つ資料作るのしんどい…さらに、人生で一日三コマもしゃべるのは初体験で偉い疲れました…。ブログかいてなかった理由は殆どこの準備に忙殺されていたからです。

セッション資料はいかにまとめてコレクションにしています。最初の概要はまぁどちらでもいいです。今回はUpdate1で追加される機能を差分にしています。50分じゃ無理なので、前回からいくつか端折っています。

テスト機能は結構需要が高いようですが、使いこなしとなるとかなり難しい。SCVMMと絡めないまでもWinRMを使っての自動テストとなるとハードル高くなります。個人的にはまずこんなところを目指さなくても、とりあえずスプリント(それが無理ならリリース)単位でやるべき要件をまとめてテストケースを管理し、要件と関連付けることでどんなテストをどのくらい消化したか、というところから始めるだけでまずは十分というか、投資対効果として結構ペイする思います。

さすがにExcelなり、他のツールでもいいですが、テストケースを作っていないところはないでしょうし、Excelでスクリーンショットをとってエビデンス貼り付けてメールを送っているところも山盛りあるでしょう。

メールだと埋もれたり、対応をまたまとめたりといったことがほんとに手間です。そういう開発に直接関係ないようなところはどんどん任せてしまいましょう。というか、任せすぎてしまうとSIerのやることがなくなるから、やらないんじゃないかと勘ぐってしまうくらいですw。

今回はメインで使っているThinkPadの調子が絶不調に伴い、Macでやろうとしたら特定の場所に立つとプロジェクターがブラックアウトするというトラブルもあって偉いご迷惑をお掛けしました。また、時間配分もぐだぐだですいません(__)。Test Managerはいろいろデキる子なので(大変ですけど)、これをきっかけにしてでも使ってもらえればと思います。

かけるようなことは今後書いてみましょうかね…。

デブサミ関西2015でWindows10時代のクロスプラットフォーム開発について話してきました

event.shoeisha.jp

当初予定されていた青柳さんが急遽ご都合が悪くなったということで、三日前(笑)にお話が来て、代理でお話させていただきました。準備はしていったつもりだったのですが、色々グダグダになって当日お越しいただいた方には申し訳なかったです。言い訳は色いろあるのですが…。

Windows 10時代のクロスプラットフォーム開発ということで、実際に使えるApache Cordova,Xamarin,Windows Bridges for [iOS/Classic Apps/Android/Web Apps]についてお話といくつかデモをさせていただきました。

Windows Bridge for iOSに関してはいくつかAppleのサイトから「これは行けるんじゃないか」というサンプルをダウンロードしてコンパイルしてみたのですが、ヘッダが足りなくてビルドできないってものがほとんどでした。あと、お話はしなかったのですが、現時点においてBridge for iOSでは以下の手順でVisual Studio生成します。

付属のvsimporterでXcodeプロジェクトのフォルダを指定する オプションでWindows Phoneを指定することもできるが、既定ではWindows 10アプリケーションのみつくられます。

生成されたソリューションファイルはBridgeアプリのライブラリが相対パスで記録されるんですね。これだとブリッジライブラリをまるごとソース管理に入れないと厳しそうです。もっとも今でもライブラリは日進月歩なので、そうした方がいいのかもしれません。

あまりお話しないネタで色々苦労しましたけど、下調べは私も知らないことが多くて、楽しかったです。また呼んでいただければどこかでお目にかかりましょう!

C# 本が続々出版

奇しくもというか、8月25日、26日のあたりでC#本が続々出版されるんですね。Amazonの書籍紹介を見ると、どれも出版社が異なる割に、内容がかぶっていないようで、どれか一つ、という状況でもないようです。

C# 6 実践的プログラミング[入門]講座

C# 6 実践的プログラミング[入門]講座

川俣さんの本は今まで蓄積した資産をどうやって最新のモバイルやWeb、UWPアプリに移行させるか、資産活用に焦点を当てているようですね。SIerではVB.NETって所も多いのでしょうが、基本的な考えは変わらないはずなので、C#に依存せず読めるのかもしれません。

www.amazon.co.jp

名刺管理サービスで有名なSanSanさんのメンバーと「C#で検索しろ」で有名な(?)岩永さん、WINGSプロジェクトの山田さんなどのC#の現在過去未来とチーム開発を紹介する本のようです。SanSanで実際にどんな運用しているのか一端が紹介されるのでしょうか。

基礎からわかる C#

基礎からわかる C#

西村さんの本は本当にC#を初めて触る人向けのようですね。

必要な本を用途に応じて選択して購入すれば良さそうです。