kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Windows 10に.NET Framework 3.5を追加する

ちょっと困ったので。Windows 10に.NET Framework 3.5を追加する場合、コントロールパネルの「Windowsの機能の有効化または無効化」で追加することができます。

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しかし、一部の機能はこれで追加することができません。具体的には.NET 3.5が該当します。Windows Updateで追加できるのですが、どうもWSUS環境では追加できないようです。WSUSに接続していない環境では問題なくWindows updateからインストールできました。

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どうするかといえば、Windows 8の時とやり方は全く同じです。Windows 10のISOイメージを用意して、「管理者として実行」したコマンドプロンプトからdismコマンドを実行します。

kkamegawa.hatenablog.jp

Windows 8の\sources\sxsフォルダには山ほどファイルがあってコピーするのもあれでしたが、Windows 10では.NET 3.5のcabファイル一つだけなので、コピーも簡単で楽ですね。

Visual Studio 2015 RTM

blogs.msdn.com

ようやくVisual Studio 2015も正式版です。ただ、Universal Applicationに関してはSDKがもう少し先になるようですね。Windows 10ユニバーサルアプリケーションを作りたい人はもう少しRCで我慢でしょうか?

TFS2015も品質向上のため、現時点では公開されていません。RC2が正式版のVisual Studio 2015に対応するそうなので、組み合わせてみてください。新しいビルドシステムとかいろいろ使いではあります。

ついでといっては何ですが、Visual Studio 2013 Update 5も公開されています。Update4が昨年11月でしたから、少しかかりましたね。VS2015と同期取るためでしょう。

Visual Studio 2015 and Visual Studio 2013 Update 5 Released - The Visual Studio Blog - Site Home - MSDN Blogs

まだ2015を入れていない人はVS 2013のUpdate 5を当ててから入れたほうがいいんじゃないかなと思います。もう2013いらないという人はアンインストールでもOK。もちろん2015と2013は共存できます。

TFS2015/VS Onlineにアクセスしたい、という人はVS 2013 Update 5当てておいたほうがいいです。

RCからの変更点も多いです。

Source now available for GDB/LLDB debug engine - Visual C++ Team Blog - Site Home - MSDN Blogs

gdb,lldb,clrdbgのデバッグをVisual Studio内で可能にするデバッガ拡張機能MIEngineのソースコードが公開される時代なんですね。

github.com

完全なリリースノートはこちらを見てください。

Visual Studio 2015 RTM | Release Notes

UltimateとPremiumが統合されてEnterpriseになって(価格はPremiumとあまり変わらないはず)、ProfessionalでもCodeLensが使えるようになってかなり便利になったVisual Studio。ソリューションファイルの互換性も結構あるので(EntityFrameworkのように古いものに対応してないとか、IIS ExpressとWeb開発サーバとかいろいろあるけど)、MSDNなどでサブスクリプションを持っている人は一度試してみてください。

早晩Azureにイメージも公開されるでしょう(英語版だけなので、日本語化は必要でしょうけど)。

TFS 2015 RC2日本語版公開

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TFS 2015 RC2の日本語版が公開されていたので、さっくり入れてみました。RCからのアップグレードで行けます。

https://www.visualstudio.com/en-us/downloads/visual-studio-2015-downloads-vs

たぶん日本語のページからでも同じものがダウンロードできるはずですが、ページがまだ変わっていないようなので、英語のページからダウンロードしてみました。ISOイメージじゃなく、Webダウンロードのほうを使いましたが、Webダウンロードでも割とあっさり取得できました。

こんな風にバージョン番号が14.0.23102.0になっていればOKのはず。

TFS2015 RCのWebポータルは初回のクリックがかなり遅い(裏でC#のコンパイルが走っている)ですが、二回目からは(当たり前ですが)結構早くなります。Application Initializer設定してないのかな…。

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ビルドもpreviewではなく、正式に統合されました。VS Onlineと違って日本語です(^^;。またちょっと見てみましょうかね。

第五回JXUGでXamarinアプリをVS OnlineでCIする話をしてきました

今日はJXUG(Japan Xamarin Users Group)でVS Onlineを使用したクロスプラットフォームのCIについてお話してきました。新しくなったVS OnlineではクロスプラットフォームのCI(継続的インテグレーション)がサポートされています。.NET以外にもOSSものであれば割と入っているので、かなり使いやすくなっていると思います。

SlideShareはAdobe Acrobat DCで出力したら文字が欠けまくったので、上げなおしました。すいません。アニメーションも含めてみたければ、こちらのdocsで見てください。意図通りになっているはずです。