kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Bash on Ubuntu on WindowsのCreators Update機能強化紹介記事が公開されました

www.buildinsider.net

そんなわけで、Anniversary Updateから導入された、BoWのCreators Updateで入る予定の強化機能の紹介記事を書きました。記事中でも触れていますが、ブログなどではWindows Subsystem for Linux(WSL)という記述のほうが多くなっているように思います。が、変えるのもあれなので、この連載中では一貫してBoWという表記を使わせていただきます。

SQL Server for Linuxのように明らかにWindows Subsystemの説明に関してはWSLという表記にしています。

どこまでサポートするんでしょうね。Dockerとかサポートしたらほんとに助かるんですが。

Visual Studio Team Services 2017/2/15の更新

遅くなりましたが、Visual Studio Team Services 2/15(Sprint113)のリリースノートの翻訳を行いました。翻訳している間にしれっと更新されていてあれ?と…。ところで展開が「一週間以内」ではなく、「三週間後」(次のスプリントまで)にしれっと…。

MSの内部でもGitがよく使われているのか、Git関係の強化がすさまじいですね。今はわからないけど、以前(去年7月ごろ)のGitHubでは長文に対してあちこちコメントがつけられると、どのコメントが対応済みなのかぱっとわからなくて大変困りました。コメント対応済みのカウントがでていればわかりやすくてよさそうです。

ここでようやくエージェントの数で課金ではなく、ビルド/リリースパイプラインの並列度での課金に代わりました。Mac, Linuxなどを何台ぶら下げていてもOKです。ただし、標準では1並列なので、全部シングルキューでビルド/リリースされます。ブランチポリシーを使っているとちょっと時間がかかるかもしれません。

Azure ADの条件付きアクセスポリシー(でいいのかな)はいいですね。今まで、いつでも、どこでもコードを管理できる、というのは売りでしたが、それでは困る、というのも現実問題としてありました。IPフィルタリングも変わった場合に面倒です。そこで、AADと連携して、設定できるようになりました。自宅でこっそり、という状況を防げます。

エージェントにソースを保持するのはいいけど、使わないものまでずーっと持たれていると困ります。エージェントキュー単位で適度にクリーンアップができるようになりました。これも結構困っていた問題の1つで、助かります。

ではまた三週間後!

translate to Japanese to VSTS release notes from h …

Team Foundation Server 2017 Update1 RC2リリース

www.visualstudio.com

ようやくTFS 2017 Update1 RC2がリリースされました。おそらく3/8にVisual Studio 2017と合わせてリリースなんですかね。今回からやっと日本語版が提供されました。サポートも行われるので、プロダクションに入れてもいいようです。

大体2-3くらい前のスプリントの内容がほとんど入ってるようですね。おそらく翻訳されると思いますので、簡単に。

  • ブランチポリシーの強化
  • ディスカッションコントロールツールバー
  • レポジトリ管理者権限の変更
  • Pull Request コメントの強化
  • Pull Request コミットの閲覧
  • Visual Studio 2017のテスト結果サポート
  • リリースマネージメントでのVariable Groupeのサポート
  • プロセステンプレートエディタ告知(Visual Studioアドオン)

  • 個人向けプロジェクトページ

  • バージョン管理の強化
  • ビルドの強化
  • リリースマネージメントのパイプライン並列度に応じた支払い
  • パッケージ管理機能の強化
  • クロスプラットフォーム強化
  • テスト機能の強化
  • リリースマネージメントの強化
  • コード検索機能の強化
  • SonarQubeによるコード品質の強化
  • 管理者機能の強化
  • Team Room廃止予告(次のTFSではなくなります)
  • Markdownファイルへのリンク廃止

2月からconnectでのフィードバックは終了し(Visual Studioは継続されてますが)、Developer Communityというサイトでのフィードバックになるようです。日本語が使えるかどうかはわかりません…。バグとかであれば、簡単な報告でいいようです。

developercommunity.visualstudio.com

ただ、connectとは違って、今のところプライベートモード(MSの人とのみやり取りするモード)はないようです。そういう場合はサポートにお願いということなんでしょうか。

わんくま大阪でGit初級話をしてきました

www.wankuma.com

わんくま大阪にお邪魔して、Gitの初級編をお話してきました。

デモで片方の環境の編集するの忘れてて、競合&マージのデモが失敗したのが心残りでしたが、なんとか大体思っていたデモができてよかったです。個人的にGit for WindowsはVisual Studioでgit addから漏れてしまうソリューションファイル(構成によっては追加されないので…)、fetchしてくれないときのfetchとかに使っています。

次はVisual Studioのローンチイベントやりたいですね…