Visual Studio 2015 RCと同時に各言語版のTeam Foundation Server 2015 RCも公開されています。VSはほっといてもみんな触れてくれますが、TFSはそうでもない(笑)ので、ちょっと簡単に紹介します。
最初に注意点。TFS 2015RCは今のところMSDNから取得したものでも、評価版の様です。したがって、90日の期間限定のようです。シリアルキーの入力ができますが、MSDNにはありませんでした。
うれしい新機能として、TFS管理コンソールからTeam Projectの削除が可能になっています。VS OnlineではWebポータルから可能なのですが、やっとオンプレミスTFSでも可能になりました。あのややこしいコマンドを実行する必要がなくなります。
目につく変更として、従来のビルドはXAMLビルドと呼ばれています。セットアップなどはほぼ同じです。
チームプロジェクトを選択して。
ビルドのアカウントを設定して、作業フォルダを指定します。ここはある程度容量があり、高速な場所(SSDなど)を指定するといいでしょう。管理コンソールからいつでも変更することが可能です。
ラインセス変更が発表されていますが、それにともない、BASIC(TFS CALの人やProfessionalの人)でできることが増えています。具体的には以下の三点です。チームルームはやっとという感じですね。
- 高度なポートフォリオ管理
- チームルーム
- グラフの作成
Basicの人。
Advancedの人。これだけできればBasicでもいいかもしれません。
新機能のビルド.Previewです。どういうことが個のビルドサーバに可能なのか、定義していくようです。また調べてみようと思います。宣伝を信じるならば、80%くらいはXAMLを書かなくてもいいとのことですが…。
Visual Studioから直接GitHubへの接続ができるそうです。
プロセステンプレートにバージョン名が付かなくなってすっきりしました。今まではUpdateごとに(2013.4)とかついていて、ちょっとわかりづらかった。
最後が目玉機能となるビルド.Previewです。まだ試していませんが、GUIでちょいちょいと度のソリューションを順番にビルドしていくかという指定が可能になり、必要に応じてPowerShellスクリプト、バッチファイルの実行、Shell Script(bash)、Ant,CMake,Gradle,Gulp,Maven,Xamarin Test Cloudといった機能の実行もGUIでサポートされます。