kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

テスト結果の管理

テストをしたら結果を残さなくてはいけません。どうやって残しているでしょうか?やっぱりExcel?私の身近でもExcelにテスト結果を貼り付けて送ってくる人多いです。まぁ、テスト項目がExcelになっているからその延長なのでしょうが…。
Excelだと後で検索もしづらいですね。Windows XPではWindows Desktop Searchなどの追加検索機能が必要になりますし、ファイルの大きさもばかになりません。昨日のプラットフォーム変更時の回帰テストなどではコストが高い人間様ががんばるのかという問題もあります。
また、俺のところでは再現するのにお前のところでは再現しないといった、問題もしばしば発生します。最近問い合わせではExpression Encoderを使用して手順を動画で撮影して送りつけることもあります。Expression Encoderは無償版もありますので、試す敷居も高くありません。
マイクロソフト公式ダウンロード センターから Microsoft Expression Encoder 3 をダウンロード
テストケースの管理はできれば要件と関連付けたいところです。回帰テストならともかく、障害修正や依頼による機能追加、仕様変更のテストであれば関連するドキュメントとテスト結果がわかるようにしておけば、いつ、だれが、何のために、どういうテストを行ったかということが串刺しでわかって、便利です。
アプリケーションのテスト
こういう情報は一つずつではなくて、できればどこかのリポジトリですべて関連して見えるようにしておく必要があると思います。
まったく再現しないという場合、Visual Studio 2010であればIntelliTraceとTest Manager、SCVMMと組み合わせて確実に再現できる環境をもらえますが、IntelliTraceはUltimateのみなので、ちょっと厳しいかもですね…会社でEA契約していればMSDNもそれなりにお安いのですけど。IntelliTraceに関しては手前味噌ですが私も書いたので、よろしゅうにと最後は宣伝ポスト。
Visual Studio 2010の新機能「IntelliTrace」 − @IT