Tech Fielders セミナー | マイクロソフト
セッション資料はフリーダウンロードなんだろうか。てっきりLiveの認証が必要だと思っていたのでありがたいです。会社でもF#の話を聞きたいと言っていた人がいましたし。以下参加した順番ではないですが、記憶の限りで。
.NET Services概要
.NET Sericeがちょっと調子悪くて、ほとんどデモできなかったのが残念ですね。こういうデモやるときは何が何でもうまく動かしたほうが聴衆受けはいいですけれど、難しいのか。サービスバスとしての.NET Serviceもまだ仕様が固まっているわけではないですが、NATを超えるためのものとして、ある程度は使えそうです。とはいっても、.NET Serviceを経由すると、メッセージサイズの小ささが気になります。結果はRESTで受け取れるのでいいし、お互い直結できる環境(TCPのポートを3つ通す必要あり)だと、メッセージサイズの制限はなくなりますが、そうそう企業内のサーバで開けてくれるところはないでしょう。このあたりがどう変わっていくかでしょうかね。
BoF:クラウド時代のシステム管理
グローバルナレッジの横山さんだったので参加。クラウドに移行するとなると、現在のシステム管理者の多くの業務が不要になったり、監視対象がネットワークからサービスになったり、プログラミングスキルなんかもある程度必要になるんじゃないの?というあたりから問題提起。このあたりは実際にクラウドのサービスを使いはじめた人の話も聞きたいな。あと半年くらいしたらたとえば、JTBの中の人の話とか出てくるのだろうか。
ニュース - JTB、Windows Azureで運用するWebアルバムサービスを公開:ITpro
Windows7:タスクバーを活用したアプリケーションの開発
メッセンジャーで高橋忍さんが質問を受けながらセッションをやる…というスタイルを試みられたものの、誰も質問なかったみたい(^^;。Vista Bridge同様、Windows 7 Bridgeがリリースされるらしいけれど、少なくとも今のところWPF(XAML)のものしか出ていないみたい?当日ぎりぎりまでUSとやりとりしていたということだけれど、クライアントアプリケーションの開発優先順位がWinForm<<越えられない壁<はじめての "Oslo"
これが正直意外でした。話聞くだけというか、ちょっと聞きかじっただけではもっと巨大なものを予想していましたが、ツールも仕様も意外とシンプルで、これくらならちょっと頑張って手を出してみようかという気にさせられます。もちろんやっていけばいろいろあるのかもしれませんが、最初の障壁が低いのは歓迎です。余談ですが、最初に上映されたビデオはなかなか受けます。unfortunately,unfortunately,unfortunately。
"スケーラブルな並列プログラミング 〜 デスクトップ アプリの並列化 〜"
parallel extensionのお話と、VS2010(.NET Framework 4.0)に入るであろうマネージドコードの並列化のお話。デモではCore i7マシンを使って、大体5〜6倍程度にスケールしていました。手間と効果を考えたら(デモの範囲では)リーズナブルですね。個人的にはもう少しボトルネックを見つけるところとか、どうしても並列化だめなところとか、そういう話も聞きたかったなぁ。川西さんのデモでは初めに4coreマシンでベンチマークとって、すこしセッションされて再びデモを行うと、実行速度が倍近く向上されている。え?マシン二台あるの?と思ったら…なんとCore i7マシンをセッション最中にリブートしてBIOS書き換えてHyper-ThreadをDisableからEnableに変更していたのだそうです。デモの表示画面のVisual Studioやメモ帳の配置も完璧に同じだったため、そんなことやっていたとは全く気付きませんでした。相当練習したんだろうか(^^;。
F#入門
こういうパラダイムが変わる言語を覚えるときは先達に教えてもらうのが一番なので助かります。すべてが式ってのはわかっていてもなかなか身につきません。入門と書いているけれど、関数型言語に入門はないと力説されていました。y=f(x)