kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azureサポート活用のすゝめ

Igniteの会場ではExpert connectionというプログラムを実施しており、来場者は自由に対面でご質問できるコーナーが用意されています。もちろんメンバーでカバーできる領域には限界があるので*1、専門以外でも知っている範囲でということで聞いていたのですが、Azure ADとオンプレミスのトラブルで悩まれている方が何人かお見えになりました。

質問内容についてはそれぞれいろいろなお悩みがあるということでここには書かないですが、いずれの方も「サポートには問い合わせしていない」という点が共通しており、非常に驚きました。オンプレミスとセットで問題を解決するとなると、ユニファイド/プレミアサポートが必要になりおいそれと、というのはわかります。

ただ、Azure ADで完結するあるいはオンプレミス側は自分たちで何とかするからAzure側でどう対応すればいいのかとか、性能問題になるとAzure側のサポートに聞いていただくのが一番確実です。

  • 公開情報をもとに回答してくれるだけだから
  • この問題答えてくれないのではないか

というご心配があるのはわかりますが、クラウドの中で起こっていることはやはりサポートにしかわからないので、特に性能問題で起きるような場合であれば回避方法であるとか、より適切な方法を教えてくれるかもしれません。いずれにせよ聞いてみないとわからないのです。

AWSでも同じで「サポートに聞くのが早いのに」と思ってもまず社内で聞いてみようとする人がいます。もちろん手が空いているとか、知っていたら答えることもありますが、並行して聞くのがいいですよ。少なくともDeveloperくらいには入っておいて損はないと思います。

azure.microsoft.com

Microsoft 365とセットになっているAzure ADではMicrosoft 365ポータルからになります。こちらはMicrosoft 365で完結するような問題であればAzureサポートはいらないはずです。状況にもよりますが、とりあえず聞いてみて「この契約がないと」と言われてから考えればいいでしょう。

www.microsoft.com

*1:というか、会場歩いている友人知人のほうが詳しいんじゃないかと思うような内容がいくつかあって、まじ呼んできたかった…