kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Visual Studio Team Services CI/CDアドベントカレンダー:異なるエージェントを使ってビルドする(15日目)

はじめに

これはVisual Studio Team Services アドベントカレンダー15日目の記事です。

qiita.com

6日目の記事で複数段階でビルドする、という機能を紹介しました。

kkamegawa.hatenablog.jp

その時はまだなかったのですが、Sprint 127の新機能でフェーズごとに別のエージェントが指定できるようになっています。今週中に展開が完了するということなので、もう使える方も多いと思います。ちょっとやってみましょう。

docs.microsoft.com

この機能はまだプレビューなので、Enable Preview Featureで有効にしてから試してください。

別のエージェントプールを追加する

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Processのところで、Add agent phaseで追加します。これは前と同じですね。

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前は選択できなかった、Agent queueが変更できるようになっています。せっかくなので、Hosted macOS Previewを選択します。

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こちらは従来通り、Hosted VS2017を選択します。

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こんな感じで複数のエージェントが構成できました。

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ビルドもそれぞれできてますね。

並列実行は?

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こんな風にparallel設定がありそうなので、複数のエージェントが並列でビルドできるのか…と思いきや、実はそうではありません。これはあくまでも「一つのエージェントフェーズ内で」の並列です。

docs.microsoft.com

具体的な用途としては、多くのUnit testを並列で動かすことができるのですが、そのためと思ってもらえればいいと思います。

並行ビルドの要望は出ているので、そのうち入るかもしれません。