CitrixのPresentation Server(XenApp Server)では公開アプリケーションの起動数をユーザーアカウントごとに制限することができます。たとえば、一人1インスタンス以上起動されると困るようなアプリケーションを抑止したいときに使います。この機能はWordやExcelのように起動して終了するまで使うようなものならばいいのですが、ランチャーアプリのように別のアプリケーションを起動するためのアプリを公開アプリケーションにするとはまります。
ランチャーがlaunch.exeとして、launch.exeからwinword.exeを起動して、launch.exeが終了するとします。Presentation Serverはlaunch.exeのインスタンスでのみ判定しているようで、winword.exeは多重起動チェックの対象になりません。
気をつけましょう。今時間がないので図が描けないですが、なんとなくわかっていただけますか?