いってきました。
基調講演
及川さんの司会で入れ替わり立ちかわり。Google Map for Flash上でUSBコントローラ経由で飛行機をGoogle Map上で飛ばすデモが動かない(^^;。そのあとのセッションではちゃんと動いていました。今まであまりなかった日本語ドキュメント(Google App Engineを先にしてほしかったな〜)の公開とコミュニティサイトの公開。
Google Japan Blog: エキスパートを通じてデベロッパーを応援する API Expert プログラム を発表しました
Google Japan Blog: 日本のデベロッパーの要望に応え、多くの技術ドキュメントを日本語化しました
Google App Engine
TechEd常連にはRoom Eというと通りが早いあのお部屋。なぜか基調講演直後からお昼休みなしで英語セッション。たぶんコードラボの都合だと思うんですが、いやこれマジで勘弁して…アンケートにも書いたけど。講演者は指がPythonチューニングされているかのようにもりもり書いていました。楽しそうです。同時通訳があったけれど、なんとかわかるかな?という英語。でも容赦ないです…。
Google Data API
Google Map API for Flash
- Flex Bulder/Flex SDKのみサポート
- Flash CS3は未サポート
- モバイル版Flash Liteも未サポート
- AJAX版とはcase by caseで使って
- APIは大体合わせてある(でも講演者はFlashのみやっていたということでAJAX版はほとんどしらないような口ぶり...)
- AJAX版とFlash版の速度はどちらがどうとは言えない(いや、それまずいんじゃ?言わないだけできっと調べるくらいはしているはず...)
Google GearからGears
現在テスト中の機能の解説でした- 巨大ファイルのアップロードレジューム
- デスクトップへのショートカット作成(Firefoxで見ていたらFirefoxを起動するショートカットができる。IEが既定のブラウザでもFirefoxが起動するので何気に便利)
- workerpoolでスレッドっぽいことを実装する(非同期通信していてもUI側に負荷がかかりにくくなる)
- Gearsはホワイトリスト方式で非同期通信を行うサイトを選別。ローカルのデータベースが汚染されることはないのか聞き忘れた…。
- もちろんAというホストがBというホストのGearsデータベースを読むことはできない
Googleエンジニアの一日
大体知っているよね。印象に残ったことだけ。- 読みやすいコードのため、言語ごとにスタイルを全社で統一していて、スタイルに合ったコードをかける人を社内で認定(!)する
- 四半期ごとの目標の設定と評価。出世したい人は「おれは出世したい」と言って、評価コミュニティでOKがでたらランクアップ(これは交流会での質問)
- 地味な仕事をする人も損をしにくい。「マネージャ受け」よりも本質的な仕事でも評価が得られる
- 良いソフトを開発するために真剣に取り組んでいる。必要なら泥臭いこともいとわない
- 文化が異なる人とお互いの母国語以外でのやり取りが多いため、必要かつ、簡潔なコミュニケーションをする
- 受け手の負担を考える
- 目先の仕事以外にも目を向ける(techtalkなどにできるだけ参加する)
- よき仲間たれ
- 基本的にソースは公開だけれど、Androidだけは例外(交流会での質問)
- コミュニケーションがカギであらゆるツールを使うけれど、時差が最大の問題(早朝、深夜もある)
- 命令の連鎖ではなく総意に基づいて、判断する。たとえば昔は壁に地図を貼り、社員の住所にピンを打ってオフィス移転先決定したそうな。今はNYのオフィスが移転するときは同じことをGoogleMap使ってやった。
- 他の人が仕事に慣れるのを助ける
- 誰もがよいアイディアを持っている
- 問題の解決に集中する
追加
楽しかったんですが、Google Code Lab(ノート持ちこみでテキスト渡してあとは勝手にやれってやつ)が先着30人だったのは勘弁してほしかった。抽選にするとか、あるいは聞ける人は先着30人でも構わないのだけれど、資料をUSBメモリ持ってくればコピーフリーにしてくれるとか、してもよかったんじゃないかなぁ。USのカンファレンスだとそんな感じらしいですが。交流会で何人かの人とお話できて楽しゅうございました。「今日休んできた」という同じようなことしている人がいたり、大阪から朝一でこられたり…ご苦労様でした。