kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

仮想環境におけるFTサーバとソフトウェアクラスタ

Open Tech Press | ストラタス、「VMware」サポートの無停止型サーバー4製品 - まっちゃだいふくの日記★とれんどふりーく★
仮想環境で何をやりたいか…ですよね。たとえば一般に提供するサービスを提供するための土台マシンとして用意したい、ソフトウェアは充分安定しているから、ハードウェアの故障によるダウンタイムを可能な限り最小にしたいというのであればFTサーバでしょう。
FTサーバはその上で動いているソフトウェアまでは基本的に面倒見ないので、たとえばFTサーバの上で動作しているOSやミドルウェアがクラッシュすると終わりです。これは会社でも勘違いしている人をしばしば見かけます。
それにMSCSって仮想環境サポートしてたかな。3年前、Tech EdのPeer Talkで「Virtual ServerをMSCS上で動かしてフェイルオーバさせたい」って質問されている方がいましたけれど、そのときのMSのひとは「うーん」って考えてました(^^;。
そもそもホストOSがこけると、そのときのゲストOSの状態が不定なので(Save Stateすらやっていないから)、最低でも復元ディスクありで運用しないとかなり怖いでしょうね。
データベースのようにデータ命のサーバは仮想化せず、クラスタもしくは複数台のレプリケート。死んでもすぐに復元できるような、どうでもいいエッジのWebサーバなんかは仮想化でいいんじゃないかなと思っています。