kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

LINQ to XMLでOpenXMLの名前空間を生成する

Create OpenXML Spreadsheet's xml namespace in LINQ ...

ちょこっとOpenXMLのXMLを[Open|Close]XML SDKを使わずに書いてみたらどうなるかということをやってみたら、結構大変。一番悩んだのがXMLの名前空間を作る方法。

mc:Ignorable 属性

OpenXMLに限った話ではなく、XAMLでも「このマークアップは(XMLとしては)無視する」という意味のmc:Ignorableなんて属性があったりしますが、「え、これどうやって作るんだっけ?」と悩んだのが始まり。名前空間作るってサンプルにこんなのないし、XAMLを自前で作っているMSDN blogもありましたが、MemoryStreamで読んで、文字列みつけてそのまま追記するようなやつだったし…。

まさかいくらなんでもそんなことないだろうと試行錯誤した結果がこれ。OpenXMLのSpreadSheetもこんな風になっているんだなぁ、といい勉強になりました(役に立つかどうかはあれだけど)。もしこんな名前空間を作る必要に迫られた人がいたら(いないよな…)どうぞ。

OutlookでTFSの作業項目を管理する拡張機能

TeamSystem Solutionsという会社が作っているWordとOutlookの拡張機能の紹介です。今日はTeamLookというOutlook拡張機能。Office 2007/2010/2013の32bit版/64bit版に対応しています。

Integrating Microsoft Word and Outlook into Team Foundation Server

インストールするとOutlookにTEAMLOOKというタブが追加されます。Visual Studio同様にタブの名前が大文字ですね。

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こんな風に管理するプロジェクトを追加するとOutlookにTeamLook配下でTFSの定義済みクエリを実行して、結果の参照ができるようになります。ビルドエラーがたくさんでています…。f:id:kkamegawa:20140211141956p:plain

 

Create Work Itemをクリックするとこんな風にWork Itemを登録することができます。f:id:kkamegawa:20140211142020p:plain

 

画面上にあるアイコンは左からこんな役割です。

  • メールで送る
  • スケジュールとしてOutlookのカレンダーに追加する
  • Outlookのタスクとして追加する
  • ほかのWork Itemと関連付ける
  • Work Itemのコピーを作成する
  • 印刷プレビューの表示
  • 印刷

 

実際にスケジュールとしてOutlookのカレンダーに追加するをクリックすると、こんな感じで表示されます。f:id:kkamegawa:20140211142033p:plain

 

そのまんまOutlookでのスケジュールですね(当たり前)。最後にクエリ結果上で右クリックするとこんなメニューが表示されます。

 

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 選択した項目をExcelで表示したりレポートを作成したりできますね。Outlookはこんな風に拡張して、クライアントの統合環境として便利ですね。あ、もちろんSurface RTおよび、Surface2(ARM版のWindows)ではこの拡張機能は動きません。

 

32bit版PowerPoint 2013でストーリーボーディングが起動しない?

32bit版PowerPoint 2013でストーリーボーディングが起動できない | Microsoft Connect
connectに一つ登録。でもこれ再現しないとか言われそう…。一応細かく手順は書いてみたのですけど。
私の手元には一台だけ64bit版Windows 8.1に32bit版Office 2013をインストールしています。その一台でストーリーボーディングが起動しなくて焦りました。エラーとしてはOfficeのPIAの初期化に失敗したよ!ってことで、エラーメッセージとしてはこれがサジェストされたのですが。
How to: Install Office Primary Interop Assemblies
PIAのアセンブリも見てみましたが、32bit版が入っているようだし、うーん。結論としては64bit版Officeに入れ替えて、ちゃんとストーリーボーディングが起動するようになりました。うーん、COMとかの互換性の問題があるから原則64bit OSでも32bit Office入れましょうねという注意書きがあったから入れたのに。

Visual Studio 2012後悔しないセットアップ

Visual Studio 2012後悔しないセットアップ
長い間書こうと思っている間にUpdate1まで出てしまったけど、ようやく書いた。親切丁寧ハードコピー付の作業画面でのstep by stepではなく、全体的にどういう順番でインストールすれば後悔しないか、という話です。
WebMatrixで書いていたんだけど、これを書いている間にOSをインストールしなおしました。MyDocuments配下にあるWebMatrixコンテンツフォルダWebMatrixをインストールしなおしたらちゃんと認識してくれたんだけど、Web発行しようとすると「差分がない」といわれてまったく発行できない状態になりました(;-;)。
おそらくどこかの配下フォルダにローカルとサーバー側のファイルの状態をキャッシュみたいに保持しているのではないかと思うのですが、よくわかりません…サーバー側からダウンロードしようとしても、WebMatrixでダウンロードできないって言われるし。うーん。