Visual Studio 2012 Update 1 CTP - Microsoft Application Lifecycle Management - Site Home - MSDN Blogs
Windows XP Targeting with C++ in Visual Studio 2012 - Visual C++ Team Blog - Site Home - MSDN Blogs
Visual Studio 2012 四半期単位の定期的な更新のCTPが公開されています | "SoftwareEngineeringPlatform.com"
長沢さんの翻訳早い。四半期ごとにアップデートすると告知されたVisual Studio 2012ですが、その最初の更新のCTP3です。
適用前の注意点
- 本番向け開発環境に入れないようにしましょう。何かあって、自分でトラブル対応できる人ならば。
- インストール前にVisual Studio 2012を最新の状態にしましょう(JavaScript関係の更新があるはずです)。オフライン状態でこのCTPのみインストールすると、最後に「JavaScriptのパッケージがありません」みたいなエラーが出るはずです(私は出ました)。更新してからCTPを入れてください。
VC++の更新
以前からの公約されていた、「XPで動作するバイナリが生成可能になった」点が実現されています。これは割と恩恵を受ける人が多いと思います。ツールセットでv110_xpってのを選べばいいそうです。ただ、いいことづくめではなくて、いくつか制限があります。内容はVC++ Team Blogを見てもらうとして、C++ AMPのサポートはない(Vista以降。DirectXを使う都合上、ディスプレイドライバモデルに依存しているのでしょう)ですが、XPサポートを望む人にはまぁ大丈夫かな…。
- HLSLを生成したければDirect X SDKを入れてね
- Direct X9をターゲットにしているときはVS2012でグラフィックスデバッグは使えない
- v110_xpを選択しているときは、静的解析使えない。使いたいときは一時的にv110を選択してくれ。
- VS2012のリモートデバッガはXPでは動かない。リモートデバッグしたいときはVS2010やWinDbgを使ってくれとのこと。シンボルなどを適切に設定すれば(リモートデバッグする人なら)そう難しくはないでしょう。
既知の問題もあります。
TFS/IntelliTrace関係の更新
IntelliTraceは今までVSのUltimateがないと出力データを読むことができませんでした。この更新からSystem Center Operations Managerでで読むことができるようになります。もともとAVICodeという、MSの外の製品を買ってきて、入れた者みたいですね。どんな感じなのかは試してみたいと思います。.NET アプリケーション パフォーマンス監視テンプレート
その他
JavaScriptのメモリ関係のプロファイラがつきました。これ、画面見てわかるかもしれませんが、Windows 7で撮った画面キャプチャです。でも、有効なっています。選択すると、当然起動できません:-)。Launch Application packageとか、Attach to Running Appって、完全にWindows ストア アプリケーションですね。