Windowsには二種類のレジストリエディタがあります。Windows 3.1伝統のregedit.exeとWindows NT 3.1で拡張された機能を使うMDI形式のregedt32.exe。Windows 95(だったと思う)のregedit.exeから検索機能がついてちょっとよくなりました。NT 4.0…だったと記憶していますが、Windows 95と同じregedit.exeがNTにも搭載されました。
でも、当時のregedit.exeはunicodeのキーや拡張された機能がほとんど扱えなかったので、「レジストリの検索したいときを除いて、regedt32.exeを使ってくれ」というのがMicrosoftのスタンスだったと記憶しています(KBにも確か出ていた)。会社にはまだたくさんWindows 2000があるので、regedt32.exeを主に使っています。
ところが、今日(次のエントリのために)XP SP2でregedt32.exeを起動しようとしたら、regedit.exeが起動している?タスクマネージャ見てもregedt32.exeが起動している。ファイルを見てみると、
2006/03/02 21:00 137,728 regedit.exe 2006/03/02 21:00 3,584 regedt32.exe
とかなっているので、regedt32.exeはregedit.exeを起動しているだけなんかいな。本家が分家にのっとられた?回帰という言い方もできるか。あ…サポート技術情報にもあった。いまさらだけど、ぜんぜん知らなかったよ。
Regedit.exe と Regedt32.exe の相違点