τになるまで待って

τになるまで待って (講談社ノベルス)

　やっと読み終わりました。「思考というものは、すでに知っていることで不自由になる」という言葉が印象深い。新しいことを考えるときにはすでに知っているものだけで作り上げようとしてしまう。けれどもそれだけではだめなこともある。
　今不自由していないということは、まだまだ真剣に考えなくては解けない問題にぶち当たっていないからなんでしょうか。
　さて、φ、θと続いて今度はτ。なんか意味があるのでしょうか、あるいはないのでしょうか。実はそっちのほうに興味があったりして。森さんは恐ろしいくらいスケジュールどおりに出すから、あまり待たずに次も出るかな？