会社で同僚が買っていたので、読ませてもらいました。もうちょっと分厚い本かと思ったら薄い本なんですね。これなら2,3日くらいで読めるでしょう。たいていこういうユーザーエクスペリエンス本って分厚いと思っていたのでちょっと意外でした。
本の内容はテクニカル半分、ソフトウェアにおけるユーザーエクスペリエンスとはということを説明している内容が半分って感じでしょうかね。こういうエクスペリエンスを実装するにはWPF/Silverlight/Flexのこういった機能を使いましょう…という構成で説明しています。
なので、「最近UXとかRIAで操作性の高いアプリケーションを作りましょうと言われたけど、どんなの作っていいかわからない」みたいな人が読者対象であると受け取りました。もちろんそうでない人も読んでいいと思いますけど。
- 作者: 神原 典子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: 大型本
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これを会社でぱらぱらとめくっている最中、同僚とUXというかWPF/Silverlightを使った操作性の高いアプリケーションについてちょっと話していたんですが、やはり新しいもの使っていないと発想が全然古いままで、業務アプリケーションを新しくしよう!と、新しいものを言われてもついていけないということでした。
お客さんはDataGridが好きで、確かにDataGridの方が便利な場面もあるでしょうけれど、それはそれ、これはこれ。今までは単に実装の都合で使っていただけかもしれません。慣れた人にはDataGrid、そうでない人には視覚的にわかりやすいUIとか切り替えられればいいでしょうね。