はじめに
Azure App Servivesには二つデプロイ方法が用意されています。現在プレビューの継続的配信昨日はVSTS側に設定を行います。
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この記事のタスクはproject.jsonを使う古い.NET Core 1.0ベース(VS2015といってもいい)のやり方になっています。VS2017を使うやり方は別途書きましたので、そちらをみてください。
デプロイオプション
今まであった、デプロイオプションはこんな感じで作れます。これはGitリポジトリのみサポートのようでGitリポジトリにコミットがあれば自動的にAzure App Services側にデプロイされます。
一切処理がない、静的コンテンツを配置するときに便利だと思います。VSTSのHosted Agentのビルド時間を消費しないのでお得です。
Azureの継続的配信(プレビュー)
しかし、ASP.NET(Core)のデプロイするときは困るためかどうか知りませんが、継続的配信という機能が追加されました。Configureをクリックすると、設定が始まります。
ソースリポジトリ、プロジェクト、ブランチを選択します。
ASP.NETかASP.NET Coreかを選択します。注意点として、現時点においてVSTSのHosted AgentはASP.NET Core 1.1に対応していないので、1.0のプロジェクトである必要があります。
負荷テストとApp Servicesのデプロイメントスロットを使っている場合はここで指定できます。
これで完了です。左からリンクをクリックするとVSTS側のビルド定義の確認、リリース定義の確認、ビルド実行となります。
VSTS側の設定
Azure側で作成した継続的配信はVSTS側でこんな風に既定のビルド定義が作成されます。TriggersタブにContinuous integrationオプションが設定されているので、リポジトリにコミットされるとAzure側へのデプロイが行われます。
デプロイも設定されています。つまり、ビルド→リリースが自動的に行われます。Hosted Agentの時間もそれだけ使われます。
不要になった場合
不要になった場合、以下の手順で削除します。
- Azureポータルの継続的配信のdisconnectをクリックして削除する。
- VSTS側のリリース定義を削除する
- VSTS側のビルド定義を削除する
まとめ
Azureにデプロイする場合、VSTSからビルド定義を作るとちょっと手順が多いですが、Azure側から作成すると簡単にできますね。