kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

VS Onlineビルドエージェントの値下げと料金固定プランの追加

Build and Deployment Pricing | Visual Studio Online

今日からVisual Studio Onlineのビルドサービスのお値段がかなり値下げになりました。XAMLビルド(従来のビルド)のサポート終了が予告されましたが、TFS 2015はどうなるんでしょうかね。

従量課金料金の値下げ

いろいろ変わります。

  • 無償枠が60分から240分に
  • 最大ビルド時間が60分から30分に(ここは下がった(^^;)
  • 料金を支払えば最大360分までのビルド時間になった
  • 241分から1380分までが$0.05/分になった(以前は1200分まで$0.05)
  • 1380分以上は$0.01/分になった(以前は1200分以上が$0.01)

新ビルドエージェントがGA

5月から公開された新ビルドエージェントが9月から(って今月?)正式版(GA)になったそうです。課金モデルが変わり、ビルド時間とエージェント単位の課金になります。長時間ビルドもサポートしています。

課金モデルがあわない場合

VS Online内蔵のビルドエージェントは時間課金ですが、これが組織の実態にそぐわない場合、自分の組織内にビルドエージェントを立てることで(2015/9/26削除)エージェント単位に支払えば課金が固定化されます。

  • ビルドエージェントあたり$40
  • ビルドエージェント当たり最大360分のビルドおよびデプロイが可能になります。
  • 特別な理由がない限り月あたりいくら使おうが固定料金

頻繁にビルドする場合や、予算が見積れないと困る、という場合はとてもいいですね。ちなみに新ビルドエージェントの場合、httpsだけが通っていればいいはずです。

プライベートXAMLエージェント

XAMLベースビルド(従来のビルド)は2016/9/1にサービス終了になりますので、新ビルドに移行してください。

9月から(って今月?)VS Onlineアカウントごとに一つだけXAMLビルドコントローラーもしくはエージェントだけが無料になり、それ以上接続する場合は有料になります。しかし、2016/1までは移行期間として無料のままです。複数のビルドエージェントもしくはコントローラーを追加している場合は注意してください。

2016/1から2016/9まではコントローラーもしくはエージェントを追加すると、$15/月の課金がかかります。