TFSはVisual StudioやEclipseのGUIからしかアクセスできない…ということはありません。ちょっと貧弱ですが、コマンドでも操作をすることができます。Visual Studioであれば、Visual Studioコマンドプロンプトを起動して、tfコマンドの引数にhelpをつければ、コマンド一覧が表示されます。
コマンド | 説明 | |
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tf add | ローカル ファイル システムの場所から Team Foundation バージョン管理に新しいファイルとフォルダーを追加します。 | |
tf branch | 項目または項目のセット (メタデータやバージョン管理の履歴を含む) を、Team Foundation バージョン管理サーバーおよびローカルワークスペースの特定の場所から別の場所にコピーします。 | |
tf branches | 指定したファイルまたはフォルダーの分岐の履歴を表示します。 | |
tf changeset | 変更セットに関する情報を表示します。コメントやチェックイン メモなどの関連属性を変更することもできます。 | |
tf checkin | 現在のワークスペースの保留中の変更を Team Foundationバージョン管理にコミットします。 | |
tf checkout | ワークスペースでローカル ファイルを書き込み可能にして、その保留中の変更の状態を "編集" に変更します。"編集" はCheckout コマンドの別名です。 | |
tf certificates | セキュリティで保護された接続を通じて TFS に接続するときにクライアント認証証明書の使用方法を構成します。 | |
tf configure | 「ソース管理の設定」 ダイアログ ボックスのチーム プロジェクトの構成設定を管理者が表示および変更できます | |
tf delete | ファイルとフォルダーを Team Foundation バージョン管理から削除し、ハード ディスクからも削除します。 | |
tf destroy | バージョン管理されているファイルを Team Foundation バージョン管理から破棄 (完全に削除) します。 | |
tf diff | 2 つのファイル、2 つのフォルダーのファイル、シェルブセットとローカルのライフ、またはシェルブセットとサーバーのファイルを比較し、可能な場合は相違点を表示します。 | |
tf dir | Team Foundation バージョン管理のすべての内容またはその一部を表示します。 | |
tf folderdiff | 2 つのサーバー フォルダー、サーバー フォルダーとローカルフォルダー、または 2 つのローカル フォルダーのファイルの相違点を視覚的に表現します。 | |
tf get | Team Foundation Server からワークスペースにファイルの読み取り専用のコピーを取得し、それを格納するためのフォルダーをハードディスクに作成します。 | |
tf help | Team Foundation コマンドについての詳細情報を含むヘルプ トピックをコマンド ラインに表示します。 | |
tf history | 1 つ以上のファイルおよびフォルダーのリビジョン履歴を表示します。 | |
tf label | Team Foundation バージョン管理のファイルまたはフォルダーのバージョンのラベルを設定または削除します。 | |
tf labels | Team Foundation バージョン管理のラベルの一覧を表示します。 | |
tf localversions | ワークスペース内の 1 つ以上の項目のバージョンを表示します。 | |
tf lock | ファイルまたはフォルダーをロックまたはロック解除して、項目を編集するために別のワークスペースにチェックアウトするためのユーザーのアクセス許可、または項目に対する保留中の変更を別のワークスペースからチェックインするためのユーザーのアクセス許可を拒否または復元します。 | |
tf merge | 分岐の変更を別の分岐に適用します。 | |
tf merges | 指定したソース分岐とターゲット分岐の間で過去に行われたマージの詳細情報を表示します。 | |
tf msdn | Microsoft Document Explorer を起動して、コマンドのドキュメント ページに移動します。 | |
tf permission | ユーザーのアクセス制御リスト (ACL) を変更したり、バージョン管理下にある項目の承認の設定を表示したりします。 | |
tf properties | バージョン管理下にある項目についての情報を表示します。 | |
tf proxy | プロキシ設定を自動または手動で構成します。proxy コマンドを使用して、プロキシ サーバー レコードを追加、削除、および一覧表示することもできます。 | |
tf rename | ファイルまたはフォルダーの名前またはパスを変更します。ファイルまたはフォルダーを新しい場所に移動するには、rename コマンドまたは alias move を使用します。 | |
tf resolve | ワークスペース内の変更された項目と、サーバー上の項目の最新バージョンまたはターゲット バージョンとの競合を解決します。 | |
tf rollback | 単一または特定範囲の変更セットにおける変更をロールバックします。 | |
tf shelve | 保留中の変更のセットを、保留中のチェックイン メモ、コメント、および関連付けられた作業項目のリストと共にTeam Foundation Server に保存します。バージョン管理サーバーへのチェックインは行いません。 | |
tf shelvesets | 一連のシェルブされた変更に関する情報を表示します。 | |
tf status | 1 つ以上のワークスペースの項目に対する保留中の変更についての情報を表示します。 | |
tf undelete | 以前に削除された項目を復元します。 | |
tf undo | 保留中の変更をワークスペースから削除します。 | |
tf unlabel | Team Foundation バージョン管理の既存のラベルから項目を削除します。 | |
tf unshelve | シェルブされたファイル リビジョン、チェックイン メモ、コメント、および作業項目の関連付けを現在のワークスペースに復元するか、サーバーから既存のシェルブセットを削除します。 | |
tf view | 特定バージョンのファイルをコンピューターの一時フォルダーに取得して、表示します。 | |
tf workfold | ワークスペースのフォルダーと Team Foundation バージョン管理のフォルダー間のマッピングを作成または変更したり、その情報を表示したりします。 | |
tf workspace | ワークスペースに関連付けられているプロパティとマッピングを作成、削除、表示、または変更します。 | |
tf workspaces | システム内のワークスペースに関する情報を表示し、Team Foundation Server 上のユーザー名またはコンピューター名の変更に関するキャッシュされた情報を更新します。 |
バッチ処理やどうしてもVSでアクセスできなくなったワークスペースの削除などで使うと便利です。ちなみにこのコマンドの中で一番腰が砕けたのはtf msdnコマンドです。