スタジオジブリ、「ゲド戦記」のフルデジタル制作環境を説明
htmlのファイル名がgibriじゃなくて、hp.htmなのかーってのはどうでもいいとして(HPの発表だからこれでいいのか)。参加しているMLでも話題になったのですが。
また、各段階でチェックを行なうモニターとしてCRTモニタを利用しているが、その生産終了が相次いでおり、モニターの確保に苦心しているという。「最近の液晶は随分良くなったが、あくまで静止画の話。“動き”のチェックではCRTには及ばず、他のスタジオでもCRTモニターを求めて秋葉原やネットをさ迷っている人が多い」という。
スタジオにもよると思うのですが、これからは液晶/プラズマが主流になるのは止められないだろうと思いますんで、千と千尋の時のように「ジブリの環境でこうだから」とかいうのだけは止めて頂きたいと思います。最近はCG全盛になってきて、どうもモーションが派手になりすぎた結果、目が追いつかないシーンが散見されます。NTSCだと29.97コマ/秒だけど、フィルムだと24コマだっけかな。この説明によると、映写時48コマだそうですが、それでも足りない。
デジタル上映が当たり前になって、フレームレートを演出が許す限りあげてほしいなーとおもったりする今日この頃です(もちろんその場合劇場版で2.4TBとかいう話じゃすまなくなりますが)。